まれ

ここしばらくずーーっと高評価が続いていたNHKの朝ドラに暗雲がたちこめております。
現在放送中の『まれ』に対して「面白くない」という声が続々なのです。キャストに不足があるわけでもないのにねぇ。

始まったばかりの時にまだ馴染めてなくて「なんかつまらない」と感じることはよくあるのですが、『まれ』に関しては回を重ねるごとにどんどん面白くなくなってきている感があります。視聴率もイマイチ伸び悩んでいて、2013年から続いていた平均視聴率20%超の記録更新はかなり危うくなってきました。

王道の朝ドラスタイルを踏襲したお話なのに、なぜ『まれ』はこんなにつまらないと感じてしまうのでしょう。

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【視聴率に黄色信号です】

このところの朝ドラは平均視聴率が20%超で推移してきました。始まる前は若干不安視されることもあったのですが、いざ始まってみれば面白い。

『あまちゃん』以来、民放の番組でもNHKの朝ドラの内容に触れることが多くなりましたから、より注目度が高まる背景ができてきました。一つ前の朝ドラ『マッサン』では、全国に国産ウィスキーブームが巻き起こったのは記憶に新しいですよね。

『まれ』は『マッサン』のヒットを受けてのスタートでした。最初の頃は視聴率も20%超えている日が多かったのですが徐々に苦しくなってまいります。5週目には早くも20%を超える日が1日もなくなり、それ以降も18~19%台、時々20%超の繰り返し。現18、19週には再び20%を超える日がなくなってしまいました。

朝ドラは26週で完結ですからもう後半に入っています。これから挽回が期待できるような展開があるのでしょうか。

【あまちゃんとの違い】

『まれ』についてよく言われるのが、2013年に放送されて大ヒットした『あまちゃん』にストーリー展開が似ているということです。どちらのヒロインも東京から海辺の田舎に越してきて学生時代を送り、都会に出て修行した後に再び田舎に帰ってきます。

『あまちゃん』には震災という悲劇を登場人物それぞれがどう乗り越えていくかという大きなテーマがあり、そこから見ごたえのあるドラマが生まれました。

とてもコミカルなお話ではありましたが、必要以上に笑い飛ばすわけでもなく、さりとてずしーんと重苦しいわけでもない上手い描き方がされていたと思います。東京編で、震災直後にヒロインのアキが不安げな顔で陳列棚ががらがらになった薄暗いコンビニでカップ麺を買うシーンがありましたが、さりげないけどものすごくリアルな表現でした。

一方の『まれ』は、キャラクターを誇張しすぎてリアルさがない印象があるんですよね。
夢を追いかける父親のせいで貧乏暮らしをしている希(まれ)親子。ここまではいい。しかし、いくら貧乏だからって、つぎはぎだらけの服を年頃の現代の女の子が嫌がる風もなく着ているのはあまりに不自然で見ていてしっくりこない!というのがスタート時の第一印象でした。

tum子
貧乏な家の子って、いい服着られないことに対してひがみまくるよ普通

ぷり子
コミカルに描いたつもりが失敗しましたって感じかな

ヒロインを演じる土屋太鳳の演技は、なーんか力が入っていて見てて疲れる印象です。
次々に事件が起きるので常にテンパってる役どころですし、いつも前のめりな感じもいかにも朝ドラヒロインらしいのですが、なまじっか美人なのが裏目に出てる。

土屋太鳳はふたつ前の『花子とアン』で吉高由里子の妹役をやってましたが、この時の演技がすごくよかった。
つまりは、演出に問題があって土屋太鳳の魅力をこそげ落としてるってことなんでしょう。…ああ もったいない。

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【やはり脚本が致命的?】

まれ

『まれ』がつまらないといってる人たちの多くが、篠崎絵里子の脚本に難がありすぎという意見を持っています。

コレ書いてる私も、毎日じゃないけどほぼ見てます。で、しょっちゅう「はぁっ?!」と思わず言ってます。

・本人の意思も都合も確認せずに、勝手にケーキ屋出店を決めてしまう父親とかあり得ない。普通なら親族会議モノの大問題。

・高志の喋らなさ度合いはシャイで片付けられないレベルなのに、なぜみのりは高志の気持ちが分かるのか??呼吸音だけで何を伝えようとしてるか分かるって、超能力じゃね?

・そもそも希の弟の一徹とみのりはいつの間にくっついたんだろう??いきなりすぎてわけわかめ。

・うっかり間違えてお賽銭箱に入れてしまった100円玉を必死で取り戻そうとする希と母親。気持ちは分かるけどそれ、犯罪行為だから。朝っぱらから見せちゃダメなやつだから。

・希と一子の間を行ったり来たりしていた頃の圭太の描写が、意志薄弱の上っ面男にしか見えない。そもそも、行ったり来たりさせる必要がお話の進行上であったのかどうか。

tum子
一番悪いのは、輪島塗がまったく魅力的に描かれてないことではないかと

それぞれの登場人物がばらばらな感じがして、その登場人物ががここにいる必然が薄いドラマだなーと…。
一つひとつのエピソードに伏線が感じられず、とってつけたような印象を持たせてしまうのがなんとも残念です。

これから終盤に向かってストーリーが進んでいく『まれ』。
何がどうなるとすっきり納まるのかが未だによく分からないのですが、あまりに突飛な展開じゃないことを期待します。

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視聴率低下以上に深刻な朝ドラ『まれ』のつまらなさ加減https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2015/08/mare1.jpg?fit=500%2C286https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2015/08/mare1.jpg?resize=150%2C150アイーダ番組・映画まれ,俳優,土屋太鳳,女優,視聴率
ここしばらくずーーっと高評価が続いていたNHKの朝ドラに暗雲がたちこめております。 現在放送中の『まれ』に対して「面白くない」という声が続々なのです。キャストに不足があるわけでもないのにねぇ。 始まったばかりの時にまだ馴染めてなくて「なんかつまらない」と感じることはよくあるのですが、『まれ』に関しては回を重ねるごとにどんどん面白くなくなってきている感があります。視聴率もイマイチ伸び悩んでいて、2013年から続いていた平均視聴率20%超の記録更新はかなり危うくなってきました。 王道の朝ドラスタイルを踏襲したお話なのに、なぜ『まれ』はこんなにつまらないと感じてしまうのでしょう。 スポンサードリンク 【視聴率に黄色信号です】 このところの朝ドラは平均視聴率が20%超で推移してきました。始まる前は若干不安視されることもあったのですが、いざ始まってみれば面白い。 『あまちゃん』以来、民放の番組でもNHKの朝ドラの内容に触れることが多くなりましたから、より注目度が高まる背景ができてきました。一つ前の朝ドラ『マッサン』では、全国に国産ウィスキーブームが巻き起こったのは記憶に新しいですよね。 『まれ』は『マッサン』のヒットを受けてのスタートでした。最初の頃は視聴率も20%超えている日が多かったのですが徐々に苦しくなってまいります。5週目には早くも20%を超える日が1日もなくなり、それ以降も18~19%台、時々20%超の繰り返し。現18、19週には再び20%を超える日がなくなってしまいました。 朝ドラは26週で完結ですからもう後半に入っています。これから挽回が期待できるような展開があるのでしょうか。 【あまちゃんとの違い】 『まれ』についてよく言われるのが、2013年に放送されて大ヒットした『あまちゃん』にストーリー展開が似ているということです。どちらのヒロインも東京から海辺の田舎に越してきて学生時代を送り、都会に出て修行した後に再び田舎に帰ってきます。 『あまちゃん』には震災という悲劇を登場人物それぞれがどう乗り越えていくかという大きなテーマがあり、そこから見ごたえのあるドラマが生まれました。 とてもコミカルなお話ではありましたが、必要以上に笑い飛ばすわけでもなく、さりとてずしーんと重苦しいわけでもない上手い描き方がされていたと思います。東京編で、震災直後にヒロインのアキが不安げな顔で陳列棚ががらがらになった薄暗いコンビニでカップ麺を買うシーンがありましたが、さりげないけどものすごくリアルな表現でした。 一方の『まれ』は、キャラクターを誇張しすぎてリアルさがない印象があるんですよね。 夢を追いかける父親のせいで貧乏暮らしをしている希(まれ)親子。ここまではいい。しかし、いくら貧乏だからって、つぎはぎだらけの服を年頃の現代の女の子が嫌がる風もなく着ているのはあまりに不自然で見ていてしっくりこない!というのがスタート時の第一印象でした。 ヒロインを演じる土屋太鳳の演技は、なーんか力が入っていて見てて疲れる印象です。 次々に事件が起きるので常にテンパってる役どころですし、いつも前のめりな感じもいかにも朝ドラヒロインらしいのですが、なまじっか美人なのが裏目に出てる。 土屋太鳳はふたつ前の『花子とアン』で吉高由里子の妹役をやってましたが、この時の演技がすごくよかった。 つまりは、演出に問題があって土屋太鳳の魅力をこそげ落としてるってことなんでしょう。…ああ もったいない。 スポンサードリンク 【やはり脚本が致命的?】 『まれ』がつまらないといってる人たちの多くが、篠崎絵里子の脚本に難がありすぎという意見を持っています。 コレ書いてる私も、毎日じゃないけどほぼ見てます。で、しょっちゅう「はぁっ?!」と思わず言ってます。 ・本人の意思も都合も確認せずに、勝手にケーキ屋出店を決めてしまう父親とかあり得ない。普通なら親族会議モノの大問題。 ・高志の喋らなさ度合いはシャイで片付けられないレベルなのに、なぜみのりは高志の気持ちが分かるのか??呼吸音だけで何を伝えようとしてるか分かるって、超能力じゃね? ・そもそも希の弟の一徹とみのりはいつの間にくっついたんだろう??いきなりすぎてわけわかめ。 ・うっかり間違えてお賽銭箱に入れてしまった100円玉を必死で取り戻そうとする希と母親。気持ちは分かるけどそれ、犯罪行為だから。朝っぱらから見せちゃダメなやつだから。 ・希と一子の間を行ったり来たりしていた頃の圭太の描写が、意志薄弱の上っ面男にしか見えない。そもそも、行ったり来たりさせる必要がお話の進行上であったのかどうか。 それぞれの登場人物がばらばらな感じがして、その登場人物ががここにいる必然が薄いドラマだなーと…。 一つひとつのエピソードに伏線が感じられず、とってつけたような印象を持たせてしまうのがなんとも残念です。 これから終盤に向かってストーリーが進んでいく『まれ』。 何がどうなるとすっきり納まるのかが未だによく分からないのですが、あまりに突飛な展開じゃないことを期待します。 スポンサードリンク