巨大クマ

9月に北海道・紋別市で並外れてでかい巨大なヒグマが捕獲されて話題になりました。このニュースを見たとき、マンガ『銀魂』に出てくる定春の黒いヤツみたい!と思ってしまった(苦笑)。こんな巨大なクマが映画やマンガじゃなく現実にいることに驚いてしまいます。

野に生きる動物がハンターによって捕獲されることに可哀想という声が上がります。コグマなんか見ればそう言いたくなる気持ちもよく分かります。しかし、現実には可哀想だけでは済まされない問題があるようです。

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【紋別の巨大クマ捕獲】

9月26日に捕獲された巨大なヒグマは体重400キロのオス。冬篭りを控えてデントコーン畑に寝泊り(?)しながらデントコーンをもりもり食べてすっかりメタボ体型になっていたとのことでした。

デントコーンは人の背丈より高くなりますから、立ち上がりさえしなければクマも容易に身を隠すことができたんでしょうね。こんな巨大なものがうじゃうじゃしたらたまったもんじゃありませんが、このクマは特別だったということでしょう。

この巨大クマを仕留めたハンター氏は「10年前に捕獲した310キロよりさらに大きい」とコメントしていました。見たところ頭を撃ちぬいて仕留めてますから、なるほどベテランの腕のよさを感じます。画像に写っている方がそのハンターさんなんでしょうか。猟友会のベストを着ておられませんが、まさかコレと一人で対峙した??

【北海道のクマはスケールが違う】

北海道では昔から巨大クマの話がいくつかあります。有名な三毛別羆事件では体重340キロの巨大なエゾヒグマが村を襲い、7人が死亡、3人が大怪我を負うという、獣害史上最悪とされる被害があります。

また、苫前町の郷土資料館には、過去最大といわれるヒグマ、通称『北海太郎』の剥製が展示されていますし、『渓谷の次郎』と呼ばれた体重350キロの巨大クマも捕獲されています。

今回捕獲された巨大クマ(北海太郎よりさらに大きく見えるんだけど)が、『紋別の三郎』と呼ばれるかどうかは知りませんが、ここまで巨大な身体になるということは、それだけ北海道という地はエサが豊富なところがあるということなんでしょう。

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【巨大クマは撃つしかない?】

kuma

紋別で捕獲されたデントコーンメタボの巨大クマは射殺されてしまったわけですが、なんとか他に方法はなかったものだろうか、という気持に少しなるかも知れません。空砲で追い立てて山に返すとかね。

ただ、このクマはこうするしかなかったんじゃないかと思います。

 

山の生き物が里に下りてくるのは、山に食べ物がないからだと以前は言われていました。しかし、実際はそうではないみたです。どういういきさつでこのクマがデントコーン畑に入り込んだのかは分かりませんが、人が手をかけて作った作物は山の食べ物より美味しいので、一度口にすると山の生き物は味をしめてしまうのです。

 

これだけの巨体が食べたい放題すれば、どれだけ広大な畑であっても収穫量ががた落ちになりますから農家さんにとっては死活問題。追い払おうにもでかすぎて半端な仕掛けじゃ機嫌をそこねさせるだけで被害が大きくなります。

最近の研究で、食べ物が豊富な年ほどクマの冬眠が遅れる傾向が分かってきているそうです。起きていて食べたいだけ食べたほうがハッピー♪ということかも知れません。

このクマが秋のうちにもりもり食べて冬眠せずに(そもそもこの巨体が入る冬篭りの穴が見つからない可能性もある)冬もなお起きていたら、畑に食べ物がなくなれば人里に出てくるのは必至。コレに町をうろつかれたら外出禁止令が出て装甲車が投入されますよ。

かくして人身被害が出る前に捕獲されてしまった巨大クマ。可哀想とばかり言ってられない事情があります。ヒトと野の生き物の平和的共存の道はあるんでしょうかね…。

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北海道で捕獲された定春サイズの巨大クマが哀れだけど可哀想じゃないわけhttps://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2015/10/hokkaido1.jpg?fit=414%2C578https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2015/10/hokkaido1.jpg?resize=150%2C150アイーダニュース北海道,巨大クマ
9月に北海道・紋別市で並外れてでかい巨大なヒグマが捕獲されて話題になりました。このニュースを見たとき、マンガ『銀魂』に出てくる定春の黒いヤツみたい!と思ってしまった(苦笑)。こんな巨大なクマが映画やマンガじゃなく現実にいることに驚いてしまいます。 野に生きる動物がハンターによって捕獲されることに可哀想という声が上がります。コグマなんか見ればそう言いたくなる気持ちもよく分かります。しかし、現実には可哀想だけでは済まされない問題があるようです。 スポンサードリンク 【紋別の巨大クマ捕獲】 9月26日に捕獲された巨大なヒグマは体重400キロのオス。冬篭りを控えてデントコーン畑に寝泊り(?)しながらデントコーンをもりもり食べてすっかりメタボ体型になっていたとのことでした。 デントコーンは人の背丈より高くなりますから、立ち上がりさえしなければクマも容易に身を隠すことができたんでしょうね。こんな巨大なものがうじゃうじゃしたらたまったもんじゃありませんが、このクマは特別だったということでしょう。 この巨大クマを仕留めたハンター氏は「10年前に捕獲した310キロよりさらに大きい」とコメントしていました。見たところ頭を撃ちぬいて仕留めてますから、なるほどベテランの腕のよさを感じます。画像に写っている方がそのハンターさんなんでしょうか。猟友会のベストを着ておられませんが、まさかコレと一人で対峙した?? 【北海道のクマはスケールが違う】 北海道では昔から巨大クマの話がいくつかあります。有名な三毛別羆事件では体重340キロの巨大なエゾヒグマが村を襲い、7人が死亡、3人が大怪我を負うという、獣害史上最悪とされる被害があります。 また、苫前町の郷土資料館には、過去最大といわれるヒグマ、通称『北海太郎』の剥製が展示されていますし、『渓谷の次郎』と呼ばれた体重350キロの巨大クマも捕獲されています。 今回捕獲された巨大クマ(北海太郎よりさらに大きく見えるんだけど)が、『紋別の三郎』と呼ばれるかどうかは知りませんが、ここまで巨大な身体になるということは、それだけ北海道という地はエサが豊富なところがあるということなんでしょう。 スポンサードリンク 【巨大クマは撃つしかない?】 紋別で捕獲されたデントコーンメタボの巨大クマは射殺されてしまったわけですが、なんとか他に方法はなかったものだろうか、という気持に少しなるかも知れません。空砲で追い立てて山に返すとかね。 ただ、このクマはこうするしかなかったんじゃないかと思います。   山の生き物が里に下りてくるのは、山に食べ物がないからだと以前は言われていました。しかし、実際はそうではないみたです。どういういきさつでこのクマがデントコーン畑に入り込んだのかは分かりませんが、人が手をかけて作った作物は山の食べ物より美味しいので、一度口にすると山の生き物は味をしめてしまうのです。   これだけの巨体が食べたい放題すれば、どれだけ広大な畑であっても収穫量ががた落ちになりますから農家さんにとっては死活問題。追い払おうにもでかすぎて半端な仕掛けじゃ機嫌をそこねさせるだけで被害が大きくなります。 最近の研究で、食べ物が豊富な年ほどクマの冬眠が遅れる傾向が分かってきているそうです。起きていて食べたいだけ食べたほうがハッピー♪ということかも知れません。 このクマが秋のうちにもりもり食べて冬眠せずに(そもそもこの巨体が入る冬篭りの穴が見つからない可能性もある)冬もなお起きていたら、畑に食べ物がなくなれば人里に出てくるのは必至。コレに町をうろつかれたら外出禁止令が出て装甲車が投入されますよ。 かくして人身被害が出る前に捕獲されてしまった巨大クマ。可哀想とばかり言ってられない事情があります。ヒトと野の生き物の平和的共存の道はあるんでしょうかね…。 スポンサードリンク