信念の人といえば聞こえはいいですが、連日報道されていた貴乃花親方の強硬姿勢はいささか「おかしい」と感じた人も多いと思います。

相撲協会という組織の中にあってひたすらだんまりを決め込み事件の当事者である貴ノ岩に対する協会側の聴取も受けさせないばかりか居所すら明かさない貴乃花親方。

事態が長引けば長引くほど貴ノ岩にとって不利になるばかりのように感じるのですが、そういった外野の声にまったく耳を貸さない貴乃花親方を見ていると、とある裁判の衝撃の結果に重なって仕方がありません。

スポンサードリンク

【不都合な貴ノ岩の本音?】

愛弟子の貴ノ岩がよその部屋の横綱日馬富士から暴行を受けたというこの事件は、発覚から1ヶ月を過ぎてなんだか違う方向に進んでるんじゃね?という様相を呈しています。

貴乃花親方が今もって非常に怒っていることは顔見ればよく分かる。ただ、身体的に痛い目に遭った貴ノ岩が何を思いどこにいるのかがさっぱり分からない。なんでそこまで隠す?親方が言うには「貴ノ岩の状態が悪いから」ということなんだけど、頭の傷は貴ノ岩のお兄ちゃんが言うにはとっくに治ってるってことなのに。

そんな中、捜査にあたった鳥取県警の関係者から貴ノ岩には日馬富士に対する処罰感情がないようだという、外野からすれば「やっぱりそうだよねぇ」と思ってしまう話がもれ伝わってきています。

この画像が撮られた前夜に、日馬富士からの「行き過ぎた若手への指導」で頭がぱっくり割れるほどの怪我を負った貴ノ岩。それでも翌日日馬富士の元に行って頭を下げ、握手で和解していたというあたり、古くから相撲の世界で言われていた「無理偏にゲンコツと書いて兄弟子と読む」が今も生きてるんだなぁという感じがします。

日ごろからモンゴル人力士の集まりには顔を出すなと親方にきつく言われていたようです。しかし伝わってくる話では貴ノ岩自身はモンゴル人力士コミュニティの一員だという気持ちが強くあるということですから、星のやりとり云々は別にしても異国の力士が国の言葉で話せる場を求めるのは致し方なかろうという気がします。

傷を親方に見られて「階段から落ちた」とウソをついたものの全部ばれてしまった時の貴ノ岩の心境たるや ああ。

怪我をさせた日馬富士はもう終わったことだと思っていたのに事が大きくなってしまったために引退してしまい、貴ノ岩の方は日馬富士に対して絶対許さん!とは思ってないらしい。

日馬富士による貴ノ岩への暴行事件というところでは、貴ノ岩が公の場で日馬富士に対してどう思うかを口にする場を作ってやりさえすればこんなにぐだぐだにならなかったと思うのに。

しかし貴乃花親方は事件を契機に相撲の何かを大きく変えようとしているようです。徹底的に貴ノ岩を隠す理由は、本音を公の場で言われると都合が悪いから?とか思ってしまう。

…それって、もはや貴ノ岩のところから問題が離れてしまってない?貴ノ岩の件を利用してるようにすら見えてしまうんだけど。

スポンサードリンク

【とあるいじめ死裁判】

何年か前に、ある男子中学生が自ら命を絶ちました。母親はいじめが原因で息子は命を絶ったのだ!と裁判を起こします。

ところが、判決文に書かれていたのは「原因はいじめではなく母親」でした。

この母親は、息子を溺愛するあまりちょっとしたことで学校に文句を言っていたそうです。学校側からすれば典型的なモンスターペアレントでした。

息子にとって過干渉な上にささいなことでクレームを入れる母親の存在はどんどん負担になってしまい、そしてついに…。

だんまりを決め込んで協会をかき回しているようにしか見えない貴乃花親方はこの母親に重なって見えてしまう。

「容態がよくない」「表に出れば貴ノ岩が余計に傷つく」貴乃花親方は本当にそう思っているのかも知れません。しかし、本当にコメントできないほど容態悪いの?元々は自分のことなのに自分が関われないところでどんどんややこしくなっているのを貴ノ岩はどう思っているのだろう。

九州場所が終わった時の後援者を招いた打ち上げで「貴乃花部屋はさげすまれても何があっても這い上がってくる力士を育てたいと思っています」と語りました。

貴ノ岩は初場所も休場するとのことですが、それだと番付けが幕下に落っこちます。貴ノ岩の実力なら少々落っこちてもじきに再入幕が叶うだろうとは思います。

ただねぇ…これだけややこしくなった中で再び土俵に上るのって、ものすごい胆力の要ることだと思う。親方はどうやってサポートするんだ?今の様子は傍から見ていて貴ノ岩がどんどん壊されているようにか見えなくてホント心配なんですけど。

【違う部屋の力士と仲良くしちゃダメ?】

貴乃花親方の指導方針として、ほかの部屋の力士と仲良くするなというのがあります。これは二所一門の部屋(貴乃花部屋は一門を離脱していますが、もともとは二所一門)では昔から言われていることです。

ほかの部屋の力士と仲良くするとなれあいや八百長の温床になる、というのがその理由ですが、ホントにそうだろうか。

琴奨菊(佐渡ヶ嶽部屋)が2016年の初場所で優勝した時、唯一の黒星をつけたのは家族ぐるみの付き合いをする大親友の豊ノ島(時津風部屋)でした。琴奨菊が優勝を決めたときに花道奥で豊ノ島と握手を交わしたのは泣けたなぁ。これもダメなの?

琴奨菊と豊ノ島

【相撲しか知らない親方】

貴乃花親方の頭の中には非常にストイックな相撲道があります。礼儀礼節を守り、心技体を充実させて土俵に上る。すばらしい。

しかし、親方の相撲協会に対する態度に礼儀礼節は感じられません。協会は信用できないというのが理由らしいです。信用できなければ礼儀礼節を欠いてもいいのでしょうか。

普通の会社ならば会社の方針に従えないなら出て行きなさいってことになりますが、相撲協会は普通の会社組織とはちょっと形態が違いますし、親方がクビになると弟子衆が土俵に上れなくなるという問題があります。貴乃花親方が相撲協会を追われるということは考えにくい。

貴乃花親方が何年か前にブログに記した弟子衆へのメッセージが感動的だと話題になりました。そこには弟子を思い守り抜こうとする親方の心情が綴られていたのですが、一箇所 すごい気になるところがありました。

『親方は相撲しか知りません。』

相撲部屋に生まれて15歳で角界入りし今に至っている貴乃花親方は、ある意味すンごく偏った人と言えます。

親方のイケメン息子が父親を評して「しいて言えばカルト」と言ってましたが、こうと信じたら周りがなんと言おうが突き進むという姿勢は、こうと信じたことが社会通念上間違っていたとしても曲げないってことでしょう。

貴ノ岩を守るために頑ななのか、それとも何か他のことを満身創痍になってでも変えたいと思っているのか定かではありませんが、貴乃花親方の孤独な戦いはそもそもの戦法が間違ってるように見えてなりません。

スポンサードリンク

 

貴乃花親方の孤立しても信念を貫く姿が中学生を死なせた親に見えて仕方がないhttps://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/12/takanohana.jpg?fit=414%2C302https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/12/takanohana.jpg?resize=150%2C150アイーダ雑記相撲,貴乃花親方  信念の人といえば聞こえはいいですが、連日報道されていた貴乃花親方の強硬姿勢はいささか「おかしい」と感じた人も多いと思います。 相撲協会という組織の中にあってひたすらだんまりを決め込み事件の当事者である貴ノ岩に対する協会側の聴取も受けさせないばかりか居所すら明かさない貴乃花親方。 事態が長引けば長引くほど貴ノ岩にとって不利になるばかりのように感じるのですが、そういった外野の声にまったく耳を貸さない貴乃花親方を見ていると、とある裁判の衝撃の結果に重なって仕方がありません。 スポンサードリンク 【不都合な貴ノ岩の本音?】 愛弟子の貴ノ岩がよその部屋の横綱日馬富士から暴行を受けたというこの事件は、発覚から1ヶ月を過ぎてなんだか違う方向に進んでるんじゃね?という様相を呈しています。 貴乃花親方が今もって非常に怒っていることは顔見ればよく分かる。ただ、身体的に痛い目に遭った貴ノ岩が何を思いどこにいるのかがさっぱり分からない。なんでそこまで隠す?親方が言うには「貴ノ岩の状態が悪いから」ということなんだけど、頭の傷は貴ノ岩のお兄ちゃんが言うにはとっくに治ってるってことなのに。 そんな中、捜査にあたった鳥取県警の関係者から貴ノ岩には日馬富士に対する処罰感情がないようだという、外野からすれば「やっぱりそうだよねぇ」と思ってしまう話がもれ伝わってきています。 この画像が撮られた前夜に、日馬富士からの「行き過ぎた若手への指導」で頭がぱっくり割れるほどの怪我を負った貴ノ岩。それでも翌日日馬富士の元に行って頭を下げ、握手で和解していたというあたり、古くから相撲の世界で言われていた「無理偏にゲンコツと書いて兄弟子と読む」が今も生きてるんだなぁという感じがします。 日ごろからモンゴル人力士の集まりには顔を出すなと親方にきつく言われていたようです。しかし伝わってくる話では貴ノ岩自身はモンゴル人力士コミュニティの一員だという気持ちが強くあるということですから、星のやりとり云々は別にしても異国の力士が国の言葉で話せる場を求めるのは致し方なかろうという気がします。 傷を親方に見られて「階段から落ちた」とウソをついたものの全部ばれてしまった時の貴ノ岩の心境たるや ああ。 怪我をさせた日馬富士はもう終わったことだと思っていたのに事が大きくなってしまったために引退してしまい、貴ノ岩の方は日馬富士に対して絶対許さん!とは思ってないらしい。 日馬富士による貴ノ岩への暴行事件というところでは、貴ノ岩が公の場で日馬富士に対してどう思うかを口にする場を作ってやりさえすればこんなにぐだぐだにならなかったと思うのに。 しかし貴乃花親方は事件を契機に相撲の何かを大きく変えようとしているようです。徹底的に貴ノ岩を隠す理由は、本音を公の場で言われると都合が悪いから?とか思ってしまう。 …それって、もはや貴ノ岩のところから問題が離れてしまってない?貴ノ岩の件を利用してるようにすら見えてしまうんだけど。 スポンサードリンク 【とあるいじめ死裁判】 何年か前に、ある男子中学生が自ら命を絶ちました。母親はいじめが原因で息子は命を絶ったのだ!と裁判を起こします。 ところが、判決文に書かれていたのは「原因はいじめではなく母親」でした。 この母親は、息子を溺愛するあまりちょっとしたことで学校に文句を言っていたそうです。学校側からすれば典型的なモンスターペアレントでした。 息子にとって過干渉な上にささいなことでクレームを入れる母親の存在はどんどん負担になってしまい、そしてついに…。 だんまりを決め込んで協会をかき回しているようにしか見えない貴乃花親方はこの母親に重なって見えてしまう。 「容態がよくない」「表に出れば貴ノ岩が余計に傷つく」貴乃花親方は本当にそう思っているのかも知れません。しかし、本当にコメントできないほど容態悪いの?元々は自分のことなのに自分が関われないところでどんどんややこしくなっているのを貴ノ岩はどう思っているのだろう。 九州場所が終わった時の後援者を招いた打ち上げで「貴乃花部屋はさげすまれても何があっても這い上がってくる力士を育てたいと思っています」と語りました。 貴ノ岩は初場所も休場するとのことですが、それだと番付けが幕下に落っこちます。貴ノ岩の実力なら少々落っこちてもじきに再入幕が叶うだろうとは思います。 ただねぇ…これだけややこしくなった中で再び土俵に上るのって、ものすごい胆力の要ることだと思う。親方はどうやってサポートするんだ?今の様子は傍から見ていて貴ノ岩がどんどん壊されているようにか見えなくてホント心配なんですけど。 【違う部屋の力士と仲良くしちゃダメ?】 貴乃花親方の指導方針として、ほかの部屋の力士と仲良くするなというのがあります。これは二所一門の部屋(貴乃花部屋は一門を離脱していますが、もともとは二所一門)では昔から言われていることです。 ほかの部屋の力士と仲良くするとなれあいや八百長の温床になる、というのがその理由ですが、ホントにそうだろうか。 琴奨菊(佐渡ヶ嶽部屋)が2016年の初場所で優勝した時、唯一の黒星をつけたのは家族ぐるみの付き合いをする大親友の豊ノ島(時津風部屋)でした。琴奨菊が優勝を決めたときに花道奥で豊ノ島と握手を交わしたのは泣けたなぁ。これもダメなの? 【相撲しか知らない親方】 貴乃花親方の頭の中には非常にストイックな相撲道があります。礼儀礼節を守り、心技体を充実させて土俵に上る。すばらしい。 しかし、親方の相撲協会に対する態度に礼儀礼節は感じられません。協会は信用できないというのが理由らしいです。信用できなければ礼儀礼節を欠いてもいいのでしょうか。 普通の会社ならば会社の方針に従えないなら出て行きなさいってことになりますが、相撲協会は普通の会社組織とはちょっと形態が違いますし、親方がクビになると弟子衆が土俵に上れなくなるという問題があります。貴乃花親方が相撲協会を追われるということは考えにくい。 貴乃花親方が何年か前にブログに記した弟子衆へのメッセージが感動的だと話題になりました。そこには弟子を思い守り抜こうとする親方の心情が綴られていたのですが、一箇所 すごい気になるところがありました。 『親方は相撲しか知りません。』 相撲部屋に生まれて15歳で角界入りし今に至っている貴乃花親方は、ある意味すンごく偏った人と言えます。 親方のイケメン息子が父親を評して「しいて言えばカルト」と言ってましたが、こうと信じたら周りがなんと言おうが突き進むという姿勢は、こうと信じたことが社会通念上間違っていたとしても曲げないってことでしょう。 貴ノ岩を守るために頑ななのか、それとも何か他のことを満身創痍になってでも変えたいと思っているのか定かではありませんが、貴乃花親方の孤独な戦いはそもそもの戦法が間違ってるように見えてなりません。 スポンサードリンク  世の中のあれこれについて好きなことを言ってます