羽根田卓也

建設が始まっている海の森水上競技場か宮城の長沼ボート場か新たに出てきた埼玉の西湖か。東京オリンピックの競技場見直しが行なわれている中で、リオオリンピックでカヌー競技では日本初のメダルを獲得した羽根田卓也選手のコメントが波紋を呼んでいます。

「東京オリンピックなのに東京以外のところで開催されるのはさびしい」と海の森開催じゃなきゃ嫌だ!という発言に「わがままだ」「なんか失望した」という声も上がっていますが、よくよく調べてみると羽根田選手がそういうのも仕方がない事情があるようです。

スポンサードリンク

【ハネタクは変わり者?】

オリンピック前に放送された番組でマツコデラックスより『ハネタク』という愛称(?)をもらった羽根田卓也は、リオでメダルを獲得したことでがぜん注目されております。

1987年7月17日 愛知県生れの29歳。カヌー選手だった父親の影響で自らもカヌーを始めました。しかし日本ではカヌーはマイナーな競技であり、特に激しい水流の中で行なわれるスラロームは日本には人工競技場がないなど練習環境に恵まれていません。

そこで、「オラ もっと強ぇヤツと戦いてぇだ!」と言ったかどうかは知らんけど、高校卒業後単身カヌー強豪国のスロバキアに渡った努力の人です。

ぷり子
スロバキアって公用語は何語?

ふれでぃ
スロバキア語。チェコ語でも通じるらしい

tum子
スロバキア語もチェコ語も耳にしたことすらないよ

10代で言葉も通じない国に飛び込む度胸は諸国を渡り歩き腕を磨いた剣豪みたいで気難しい人なんじゃないかと思いましたが、リオ後のバラエティ番組などで気さくで飾らない「なんか可愛いイケメン」ぶりを披露して、まだテレビ慣れしてないアスリートらしからぬユニークな発言で人気となりました。

29歳という年齢から、結婚してるの?とか彼女は?と気になってる人も多いようですが、なにしろ普段はスロバキア在住で誰と何食べてるのかも分かりません。青い目の彼女がいても不思議はないかも、とは思います。

スポンサードリンク

【嫌だ発言で好感度が下がる?】

2020年東京オリンピックは招致決定以来あれやこれやの問題がぞろぞろ出てきて、こんなんで開催できるのだろうかと心配になってきます。

羽根田卓也にとって非常に関係の深い海の森水上競技場の見直しと代替会場として宮城県の長沼ボート場が浮上してきましたが、このことについてコメントを求められた羽根田卓也は「難しい問題は分かりませんが、いち選手として言うなら、 東京五輪なのに会場が東京と違うなら寂しい。絶対にイヤだと思う。 ぜひ、東京でやれれば。こういう問題で揺れるのは選手にとって望ましくない」
と、これ以上ないほど率直な意見を口にしました。

我が身に関わる問題に対してアスリートにコメントを求めると、たいていは「自分たちは決定にしたがって最高のパフォーマンスを見せるだけ」みたいな超優等生なコメントをするのが普通ですからね。ちょっとびっくりした。

naganuma

長沼ボート場はスタートからゴールまで一箇所で見渡せるロケーションです。ベストコンディションのときは水面が鏡のようで、風の影響を受けやすい水上競技には最高の条件を備えているように見えます。

被災地でオリンピック競技が開催されれば被災地を元気付けることにもなるため長沼開催に同調する意見も多々見られる中での「東京じゃなきゃ嫌だ」発言。うわー、こいつ空気読まねー。

…が、事情は簡単なものではないみたいで、なるほど東京じゃなきゃ嫌だ思うのも無理ないなぁと。

【なぜ東京じゃないとダメなのか】

代替候補地として上がっている長沼ボート場は、選手村がある東京から約300キロという距離があります。そこで、仮設住宅を改装して宿舎として使えばいいじゃん!と宮城の村井知事は提案していて、小池都知事も乗り気です。

しかし、とても重要なことを無視している気もします。

羽根田卓也がメダルを獲得したカヌー・スラロームの競技会場は海の森水上競技場の中にはありません。葛西臨海公園の近くに建設されることになっています。海の森がどこか他に移っても、スラローム会場ごと移動する話にはなっていません。

日本のカヌー競技では運営のスタッフが多くの種目を兼任しているため、競技会場が300キロも離れてしまうと運営スタッフの目が行き届かない種目が出てきてしまう恐れがあります。

水上をすいすいと滑るようにタイムを競う種目と激流をかきわけかきわけの種目とではすいすい系の競技人口の方が多いですから、羽根田卓也らは東京に置いてけぼりを食ってしまう形になりかねないのです。

パドルもっての水掻き種目は、チームジャパンとして全体で選手スタッフ一丸で「がんばろーぜ!」と励ましあって大会に臨んできました。これを分断してしまうとパフォーマンスに大きな影響が出ることが心配されるのです。

こういう事情を知ると、一概に羽根田卓也ってワガママよね!とも言えない気がしてきます。後になって埼玉の彩湖で開催はどーだ案が出てきましたが、こちらだったら羽根田卓也はどう思ったのか興味あります。

小池都知事はIOCのバッハ会長を招いていろいろと説明を行なったようですが、最終的にどこに決まろうと、オリンピックを闘う選手を第一にした選択をして欲しいですね。

スポンサードリンク

羽根田卓也イケメンメダリストが東京じゃなきゃ嫌だと言うのも無理はない事情とはhttps://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/10/hanedatakuya.jpg?fit=500%2C354https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/10/hanedatakuya.jpg?resize=150%2C150アイーダニュースリオ五輪,東京五輪,羽根田卓也
建設が始まっている海の森水上競技場か宮城の長沼ボート場か新たに出てきた埼玉の西湖か。東京オリンピックの競技場見直しが行なわれている中で、リオオリンピックでカヌー競技では日本初のメダルを獲得した羽根田卓也選手のコメントが波紋を呼んでいます。 「東京オリンピックなのに東京以外のところで開催されるのはさびしい」と海の森開催じゃなきゃ嫌だ!という発言に「わがままだ」「なんか失望した」という声も上がっていますが、よくよく調べてみると羽根田選手がそういうのも仕方がない事情があるようです。 スポンサードリンク 【ハネタクは変わり者?】 オリンピック前に放送された番組でマツコデラックスより『ハネタク』という愛称(?)をもらった羽根田卓也は、リオでメダルを獲得したことでがぜん注目されております。 1987年7月17日 愛知県生れの29歳。カヌー選手だった父親の影響で自らもカヌーを始めました。しかし日本ではカヌーはマイナーな競技であり、特に激しい水流の中で行なわれるスラロームは日本には人工競技場がないなど練習環境に恵まれていません。 そこで、「オラ もっと強ぇヤツと戦いてぇだ!」と言ったかどうかは知らんけど、高校卒業後単身カヌー強豪国のスロバキアに渡った努力の人です。 10代で言葉も通じない国に飛び込む度胸は諸国を渡り歩き腕を磨いた剣豪みたいで気難しい人なんじゃないかと思いましたが、リオ後のバラエティ番組などで気さくで飾らない「なんか可愛いイケメン」ぶりを披露して、まだテレビ慣れしてないアスリートらしからぬユニークな発言で人気となりました。 29歳という年齢から、結婚してるの?とか彼女は?と気になってる人も多いようですが、なにしろ普段はスロバキア在住で誰と何食べてるのかも分かりません。青い目の彼女がいても不思議はないかも、とは思います。 スポンサードリンク 【嫌だ発言で好感度が下がる?】 2020年東京オリンピックは招致決定以来あれやこれやの問題がぞろぞろ出てきて、こんなんで開催できるのだろうかと心配になってきます。 羽根田卓也にとって非常に関係の深い海の森水上競技場の見直しと代替会場として宮城県の長沼ボート場が浮上してきましたが、このことについてコメントを求められた羽根田卓也は「難しい問題は分かりませんが、いち選手として言うなら、 東京五輪なのに会場が東京と違うなら寂しい。絶対にイヤだと思う。 ぜひ、東京でやれれば。こういう問題で揺れるのは選手にとって望ましくない」 と、これ以上ないほど率直な意見を口にしました。 我が身に関わる問題に対してアスリートにコメントを求めると、たいていは「自分たちは決定にしたがって最高のパフォーマンスを見せるだけ」みたいな超優等生なコメントをするのが普通ですからね。ちょっとびっくりした。 長沼ボート場はスタートからゴールまで一箇所で見渡せるロケーションです。ベストコンディションのときは水面が鏡のようで、風の影響を受けやすい水上競技には最高の条件を備えているように見えます。 被災地でオリンピック競技が開催されれば被災地を元気付けることにもなるため長沼開催に同調する意見も多々見られる中での「東京じゃなきゃ嫌だ」発言。うわー、こいつ空気読まねー。 …が、事情は簡単なものではないみたいで、なるほど東京じゃなきゃ嫌だ思うのも無理ないなぁと。 【なぜ東京じゃないとダメなのか】 代替候補地として上がっている長沼ボート場は、選手村がある東京から約300キロという距離があります。そこで、仮設住宅を改装して宿舎として使えばいいじゃん!と宮城の村井知事は提案していて、小池都知事も乗り気です。 しかし、とても重要なことを無視している気もします。 羽根田卓也がメダルを獲得したカヌー・スラロームの競技会場は海の森水上競技場の中にはありません。葛西臨海公園の近くに建設されることになっています。海の森がどこか他に移っても、スラローム会場ごと移動する話にはなっていません。 日本のカヌー競技では運営のスタッフが多くの種目を兼任しているため、競技会場が300キロも離れてしまうと運営スタッフの目が行き届かない種目が出てきてしまう恐れがあります。 水上をすいすいと滑るようにタイムを競う種目と激流をかきわけかきわけの種目とではすいすい系の競技人口の方が多いですから、羽根田卓也らは東京に置いてけぼりを食ってしまう形になりかねないのです。 パドルもっての水掻き種目は、チームジャパンとして全体で選手スタッフ一丸で「がんばろーぜ!」と励ましあって大会に臨んできました。これを分断してしまうとパフォーマンスに大きな影響が出ることが心配されるのです。 こういう事情を知ると、一概に羽根田卓也ってワガママよね!とも言えない気がしてきます。後になって埼玉の彩湖で開催はどーだ案が出てきましたが、こちらだったら羽根田卓也はどう思ったのか興味あります。 小池都知事はIOCのバッハ会長を招いていろいろと説明を行なったようですが、最終的にどこに決まろうと、オリンピックを闘う選手を第一にした選択をして欲しいですね。 スポンサードリンク