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1月2・3日に開催される箱根駅伝。正確には「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言います。

大学4年間を箱根のために費やす選手たちの激走は、これ見ないと年が明けた気がしない人も多いのではないでしょうか。往路5区の山越えコースを走る『山の神』とか、アフリカからの留学生が何人抜きをやってのけるかとか毎年注目ポイントも多いです。

その一方で学生連合チームは注目されるでもなく、寄せ集めチームでしょと言われながらまちまちのユニフォーム姿で走っております。確かに彼らは寄せ集めです。しかし、彼らが走る理由がちょっと泣けるのです。

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【学生連合はどうやって編成される?】

箱根駅伝は超メジャーな大会なので全国の大学が対象だと思いがちですが、参加できるのは実は関東地区の大学だけです。箱根の常連山梨学院大学は関東なのか?という疑問も少々ありますが、まあとにかく、関東地区の大学しか出られません。

んじゃ、他の地方の大学はどうすりゃいいんだ?!となりますが、安心してください。11月に全国大学駅伝がありますよ!

さて、箱根駅伝の学生連合チーム、以前は学連選抜と呼ばれましたが、どんな人が選手として走っているのかと言うと、箱根の本戦に出場できなかった大学から選ばれて出てきています。

箱根駅伝に出場できるチームは、前年の大会で総合10位以内に入っていればシード校として無条件で翌年の大会への出場権利を獲得します。全出場チーム20のうち半分がシードなので、復路の9区10区あたりはシード争いで熾烈な戦いが繰り広げられますね。

シードに残れなかったり前年大会に出場できなかった大学は10月に東京立川の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロコースで行なわれる予選会に出場して箱根出場を目指すことになります。

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箱根の本戦と違って、予選会は駅伝方式ではなく いっせーの!で全員が走り出すマラソン方式です。チーム全員の合計タイムが短い順に10校が本戦出場大学に決まります。2015年の予選会では国士舘大学が10位の上武大学にたったの10秒差で本戦出場を逃して涙しました。

学生連合チームは、予選会で負けてしまった大学の中から予選会の成績のいい順に選ばれます。1校から選ばれるのは2人まで、過去に2回以上本戦に出場したことのある人は対象にならず、留学生は選ばれません。

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【学生連合が走る理由】

本戦で負け、予選会でも負けた人たちの中から選ばれた学生連合は、傍目にはお情で本戦に出してもらっている人たちのように見えるかもしれません。

ところがどっこい。

学生連合の選手に選ばれた人たちには大きな使命があるのです。

それぞれの大学名のゼッケンをつけることも出来ずに走る学生連合はオープン参加の扱いなので、順位は正式記録に残りません。しかし、総合10位以内に入った場合はシード校が10校から9校に減らされ、代わりに予選会で選ばれる本戦出場枠が1校増えます。

彼らは来年の箱根に自分の大学を出場させるために、少しでも上位を目指して必死で走っているのです。

学生連合について、記念大会の時だけでいいんじゃないか?という意見もあります。しかし、公務員ランナーとして人気の川内優輝選手のように「学生連合(当時は学連選抜)でも出られて良かった」という人もあり、存続については議論が続いているようです。

今日の友は明日の敵であってもお正月の二日間だけ力を合わせて走る学生連合。あまり光は当たりませんが、箱根駅伝って全部がドラマだなぁと思わずにいられません。

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箱根駅伝で学生連合が注目されなくても必死で走る理由がちょっと泣けるhttps://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/01/gakuren.jpg?fit=500%2C352https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/01/gakuren.jpg?resize=150%2C150アイーダ雑記学生連合,箱根駅伝
1月2・3日に開催される箱根駅伝。正確には「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言います。 大学4年間を箱根のために費やす選手たちの激走は、これ見ないと年が明けた気がしない人も多いのではないでしょうか。往路5区の山越えコースを走る『山の神』とか、アフリカからの留学生が何人抜きをやってのけるかとか毎年注目ポイントも多いです。 その一方で学生連合チームは注目されるでもなく、寄せ集めチームでしょと言われながらまちまちのユニフォーム姿で走っております。確かに彼らは寄せ集めです。しかし、彼らが走る理由がちょっと泣けるのです。 スポンサードリンク 【学生連合はどうやって編成される?】 箱根駅伝は超メジャーな大会なので全国の大学が対象だと思いがちですが、参加できるのは実は関東地区の大学だけです。箱根の常連山梨学院大学は関東なのか?という疑問も少々ありますが、まあとにかく、関東地区の大学しか出られません。 んじゃ、他の地方の大学はどうすりゃいいんだ?!となりますが、安心してください。11月に全国大学駅伝がありますよ! さて、箱根駅伝の学生連合チーム、以前は学連選抜と呼ばれましたが、どんな人が選手として走っているのかと言うと、箱根の本戦に出場できなかった大学から選ばれて出てきています。 箱根駅伝に出場できるチームは、前年の大会で総合10位以内に入っていればシード校として無条件で翌年の大会への出場権利を獲得します。全出場チーム20のうち半分がシードなので、復路の9区10区あたりはシード争いで熾烈な戦いが繰り広げられますね。 シードに残れなかったり前年大会に出場できなかった大学は10月に東京立川の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロコースで行なわれる予選会に出場して箱根出場を目指すことになります。 箱根の本戦と違って、予選会は駅伝方式ではなく いっせーの!で全員が走り出すマラソン方式です。チーム全員の合計タイムが短い順に10校が本戦出場大学に決まります。2015年の予選会では国士舘大学が10位の上武大学にたったの10秒差で本戦出場を逃して涙しました。 学生連合チームは、予選会で負けてしまった大学の中から予選会の成績のいい順に選ばれます。1校から選ばれるのは2人まで、過去に2回以上本戦に出場したことのある人は対象にならず、留学生は選ばれません。 スポンサードリンク 【学生連合が走る理由】 本戦で負け、予選会でも負けた人たちの中から選ばれた学生連合は、傍目にはお情で本戦に出してもらっている人たちのように見えるかもしれません。 ところがどっこい。 学生連合の選手に選ばれた人たちには大きな使命があるのです。 それぞれの大学名のゼッケンをつけることも出来ずに走る学生連合はオープン参加の扱いなので、順位は正式記録に残りません。しかし、総合10位以内に入った場合はシード校が10校から9校に減らされ、代わりに予選会で選ばれる本戦出場枠が1校増えます。 彼らは来年の箱根に自分の大学を出場させるために、少しでも上位を目指して必死で走っているのです。 学生連合について、記念大会の時だけでいいんじゃないか?という意見もあります。しかし、公務員ランナーとして人気の川内優輝選手のように「学生連合(当時は学連選抜)でも出られて良かった」という人もあり、存続については議論が続いているようです。 今日の友は明日の敵であってもお正月の二日間だけ力を合わせて走る学生連合。あまり光は当たりませんが、箱根駅伝って全部がドラマだなぁと思わずにいられません。 スポンサードリンク