稀勢の里

 

2016年大相撲秋場所は4度目のカド番を迎えていた大関豪栄道が誰も予想も期待もしなかった全勝優勝を見事に果たして幕を閉じました。3場所連続の綱とり場所だった大関稀勢の里は初日と3日目に黒星を喫した時点で念願の綱がほぼ絶望的になり、結局10勝5敗という綱とり場所としては散々な成績でした。

何度も何度も期待を裏切る、これが稀勢の里クオリティ。

でもねー、私は思います。稀勢の里は横綱になんかならずに大関のままでいいよ。このままでは魁皇化とかいわれてるけど、それの何が悪いんだよ!

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【一番近かったはずなのに】

2012年1月、琴奨菊に一場所後れて大関に昇進した稀勢の里は、同じ年の5月に大関に昇進した鶴竜には先を越されてしまいましたが、大きなケガがないことでなんだかんだ言っても横綱に最も近い大関だと思われてきました。

実際、在位29場所のうちカド番は途中休場を余儀なくされた2014年初場所のみで、二桁勝利を挙げた場所は22場所と大関らしい安定した成績を残してきています。

他の大関衆がケガに苦しんでいることを思えば、強くてめったに壊れない稀勢の里はあと一つ優勝という壁を超えれば太刀持ちに高安、露払いに一門から松鳳山あたりを借りてきて師匠の故鳴戸親方(横綱隆の里)と同じ不知火型の土俵入りを披露できていたはずです。

ところが、そのあと一つの壁が稀勢の里にとっては高い!横綱推挙の条件に優勝経験が必須な中、気がついたら大関衆の中でただ一人だけ優勝経験のない大関になってしまいました。

秋場所の豪栄道のまさかの優勝を「豪栄道のくせに生意気だぞ」と苦々しく思ってるかどうかは知りませんが、うかうかしてたらまた先を越されてしまうかもしれません。

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【メンタルがなぁ…】

相撲取りである以上より高いところを目指すのは当然です。大関であれば綱を締めたいと思うのがお相撲さんというもの。ただ、横綱という地位は向き不向きがあるよなと常々思います。

横綱ってのは優勝するのが当たり前の地位なので、プレッシャーが強ければ強いほど燃える♪みたいなあんたってMなの?という人じゃないと勤まりません。鶴竜みたいに目の上のたんこぶの白鵬が休場してる場所ほど困り顔に磨きがかかる性分は、これぞ横綱!という成績がなかなか残せず自分が苦労します。

稀勢の里のメンタルが弱いことは周知のことです。最近は土俵下で謎の微笑を浮かべて緊張しないようにしているようですが、この一番は絶対落とせませんぞ!という時はなんか無理やり微笑んでいるみたいで、ねぇ萩原くん、普通にしてようよ、それって余計に緊張しない?と言いたくなります。

kisenosato185

【凡庸な横綱より名大関】

絶対落とせない一番を落とす持病がある稀勢の里が横綱になったら、ファンとしては毎場所心臓に悪い思いをすることになるんだろうなと思います。

稀勢の里はあんまり期待されてない時のほうが強いのです。

相撲の歴史の中には名大関と呼ばれる人たちがいます。現朝香山親方の魁皇や初代貴ノ花なんかがそうです。この人たちはついぞ横綱になれませんでしたが、長く大関の地位を守り横綱に勝るとも劣らぬ人気を誇っていました。

この2人の名大関はチャンスを逃して横綱になりそこなっただけでべらぼうに強かったというわけではありません。魁皇の引退前の数場所なんかは、どんな汚い手を使ってもいいから勝ち越して欲しい!と日本中が思いました。たぶん。

しかし、貴ノ花は土俵で変化したのがただ一度だけという凛とした土俵態度で、魁皇は他の力士衆から尊敬され(あの朝青龍ですら寄り切った時に魁皇に一礼しています)これぞお相撲さん!という雰囲気で多くの人から愛されました。

大関の地位を守るってのは口では簡単に言えますが実際はえらい大変なことです。横綱はどんだけ休んでも横綱でいられますが、公傷制度が廃止された現在、大関はケガして負け越したら翌場所休場すれば大関陥落です。

大きなケガはしないけどプレッシャーに弱い稀勢の里が横綱に昇進してもあまり長く相撲が取れないように思います。

私は稀勢の里の相撲が好きなんです。ずっと相撲とってて欲しいんです。

2016年納めの九州場所、休場していた白鵬がたぶん土俵に戻ってきて、後輩大関の豪栄道が綱とりに挑みます。チャンスだ稀勢の里!白鵬がいる場所の優勝は悔しいけど価値がある!ここで優勝して大関の体面を保つんだ!そうすれば萩原くんの性格なら後は名大関まっしぐらだ~!

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稀勢の里また綱取りに失敗したけど万年大関だっていいじゃないかhttps://i2.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/09/kisenosato10.jpg?fit=500%2C345https://i2.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/09/kisenosato10.jpg?resize=150%2C150アイーダ雑記相撲,稀勢の里
  2016年大相撲秋場所は4度目のカド番を迎えていた大関豪栄道が誰も予想も期待もしなかった全勝優勝を見事に果たして幕を閉じました。3場所連続の綱とり場所だった大関稀勢の里は初日と3日目に黒星を喫した時点で念願の綱がほぼ絶望的になり、結局10勝5敗という綱とり場所としては散々な成績でした。 何度も何度も期待を裏切る、これが稀勢の里クオリティ。 でもねー、私は思います。稀勢の里は横綱になんかならずに大関のままでいいよ。このままでは魁皇化とかいわれてるけど、それの何が悪いんだよ! スポンサードリンク 【一番近かったはずなのに】 2012年1月、琴奨菊に一場所後れて大関に昇進した稀勢の里は、同じ年の5月に大関に昇進した鶴竜には先を越されてしまいましたが、大きなケガがないことでなんだかんだ言っても横綱に最も近い大関だと思われてきました。 実際、在位29場所のうちカド番は途中休場を余儀なくされた2014年初場所のみで、二桁勝利を挙げた場所は22場所と大関らしい安定した成績を残してきています。 他の大関衆がケガに苦しんでいることを思えば、強くてめったに壊れない稀勢の里はあと一つ優勝という壁を超えれば太刀持ちに高安、露払いに一門から松鳳山あたりを借りてきて師匠の故鳴戸親方(横綱隆の里)と同じ不知火型の土俵入りを披露できていたはずです。 ところが、そのあと一つの壁が稀勢の里にとっては高い!横綱推挙の条件に優勝経験が必須な中、気がついたら大関衆の中でただ一人だけ優勝経験のない大関になってしまいました。 秋場所の豪栄道のまさかの優勝を「豪栄道のくせに生意気だぞ」と苦々しく思ってるかどうかは知りませんが、うかうかしてたらまた先を越されてしまうかもしれません。 スポンサードリンク 【メンタルがなぁ…】 相撲取りである以上より高いところを目指すのは当然です。大関であれば綱を締めたいと思うのがお相撲さんというもの。ただ、横綱という地位は向き不向きがあるよなと常々思います。 横綱ってのは優勝するのが当たり前の地位なので、プレッシャーが強ければ強いほど燃える♪みたいなあんたってMなの?という人じゃないと勤まりません。鶴竜みたいに目の上のたんこぶの白鵬が休場してる場所ほど困り顔に磨きがかかる性分は、これぞ横綱!という成績がなかなか残せず自分が苦労します。 稀勢の里のメンタルが弱いことは周知のことです。最近は土俵下で謎の微笑を浮かべて緊張しないようにしているようですが、この一番は絶対落とせませんぞ!という時はなんか無理やり微笑んでいるみたいで、ねぇ萩原くん、普通にしてようよ、それって余計に緊張しない?と言いたくなります。 【凡庸な横綱より名大関】 絶対落とせない一番を落とす持病がある稀勢の里が横綱になったら、ファンとしては毎場所心臓に悪い思いをすることになるんだろうなと思います。 稀勢の里はあんまり期待されてない時のほうが強いのです。 相撲の歴史の中には名大関と呼ばれる人たちがいます。現朝香山親方の魁皇や初代貴ノ花なんかがそうです。この人たちはついぞ横綱になれませんでしたが、長く大関の地位を守り横綱に勝るとも劣らぬ人気を誇っていました。 この2人の名大関はチャンスを逃して横綱になりそこなっただけでべらぼうに強かったというわけではありません。魁皇の引退前の数場所なんかは、どんな汚い手を使ってもいいから勝ち越して欲しい!と日本中が思いました。たぶん。 しかし、貴ノ花は土俵で変化したのがただ一度だけという凛とした土俵態度で、魁皇は他の力士衆から尊敬され(あの朝青龍ですら寄り切った時に魁皇に一礼しています)これぞお相撲さん!という雰囲気で多くの人から愛されました。 大関の地位を守るってのは口では簡単に言えますが実際はえらい大変なことです。横綱はどんだけ休んでも横綱でいられますが、公傷制度が廃止された現在、大関はケガして負け越したら翌場所休場すれば大関陥落です。 大きなケガはしないけどプレッシャーに弱い稀勢の里が横綱に昇進してもあまり長く相撲が取れないように思います。 私は稀勢の里の相撲が好きなんです。ずっと相撲とってて欲しいんです。 2016年納めの九州場所、休場していた白鵬がたぶん土俵に戻ってきて、後輩大関の豪栄道が綱とりに挑みます。チャンスだ稀勢の里!白鵬がいる場所の優勝は悔しいけど価値がある!ここで優勝して大関の体面を保つんだ!そうすれば萩原くんの性格なら後は名大関まっしぐらだ~! スポンサードリンク