田舎暮らし

都会の喧騒を離れて静かな田舎でのんびり暮らしたい…。地方の空家率がどんどん高くなっていることが問題になり、自治体が空き家活用策として移住者に助成金を出したりしてることもあって、田舎暮らし本もよく売れているようですね。

人口減少が深刻になってきてる田舎にとっては空き家に移住者が入ってくれればありがたいし、移住するほうも空気がきれいで家賃が安くてとwinwin♪自然の中でのびのびと保育を行なう森の幼稚園にほれ込んで移住を決行する方も増えています。

ただ、いいところばかり見ていると田舎暮らしは失敗します。後からこんなはずじゃなかった…と思わないために知っておくべきこととは?

スポンサードリンク

【土地柄は同じじゃない】

田舎暮らしに成功して楽しくやっている人がよく「村のおじいちゃんおばあちゃんに可愛がってもらってます」なんてことを言います。慣れない畑仕事に悪戦苦闘していると手を貸してくれたり、作物のおすそ分けをしてもらったり。

こういうのを見ると、人の温かさっていいなぁと思います。

しかし、どこの田舎でも村の人が親切にしてくれるとは思わないほうがいいです。

人の住むところには土地柄というものがあります。人懐っこくて面倒見のいい土地柄の田舎もあれば、排他的でよそ者をなかなか受け入れない田舎もあります。

自治体が熱心に移住推進を行なっているかどうかはあまり目安にはなりません。

【家具つき畑なし】

田舎暮らしの醍醐味の一つは野菜を自分で作って食べることでしょう。無農薬で作る野菜はこんなにおいしいものなのかと驚きます。

私が住んでいるところの隣町はかなり積極的に移住推進を行なっていて全国的にもトップクラスの助成を出しています。それを見て下見にくるご家族がけっこうありますが、まとまらないことが多いようです。

なんでかというと、その自治体が移住用に用意している空き家は田舎「町」の中にあるため、家の近くに借りられる畑がないのです。畑仕事がしてみたい人にとってはこの時点でアウトです。

また、空き家は古い家具がそのまま残されていることが多く、その片付けに予定外のお金がかかることで諦めてしまう人も多いです。

スポンサードリンク

【気候をよく調べよう】

田舎暮らし計画の中でよく盲点になるのがその土地の気候、特に冬場の雪です。ネットで物件を検索することもあると思いますが、どっかり雪が積もっている時の画像をわざわざ載せたりはしないので、どれくら雪が積もるかを把握せずに移住するとえらい目に遭います。

田舎暮らし

 

積雪の多い地方では朝早くに除雪車が雪をかいてくれますが、除雪車が入るのは幹線道路までで自宅前は自分で雪かきをする必要があります。民家の少ない限界集落に近いようなところだと、場所によっては数十メートルえっちらおっちら雪かきをしないと買い物にも行けないことがあります。

田舎の家は家のそばに小川が流れていたりする風情あるところもありますが、川がそばにあると結露でカーテンがじとじとになることがあります。川が家のそばを流れていても結露しない家は隙間が多いので冬は隙間風が入ってべらぼうに寒いです。

ソーラーパネルを上げることを計画する方もあるでしょうが、ソーラーパネルは積雪で発電できないこともそうですが積もった雪が一気に滑り落ちてくることもあり、これがむっちゃくちゃ危険です。屋根からの落雪事故で亡くなる方は毎年後を絶ちません。

【虫耐性は必須!】

田舎は緑が多いですから当然虫やカエルがいます。虫耐性のない人は田舎暮らしは苦痛になります。

外に出る時だけ気をつければいいと思うかもですが、山が近ければ近いほど虫は我が物顔で家の中に出てきます。古民家ちっくな古い家ならほぼ100%ムカデが出ますし、田んぼがそばにあれば田植えの季節は窓にびっちりカエルがはりついていることもあります。カエルの鳴き声でテレビの音が聞こえないのは標準装備です。

【動物園か!】

山を背にした田舎の家で畑仕事をしながらのんびりと…なんてことを定年してリタイヤしたお父さんが夢見ていたりしますね。山が近いと朝は小鳥のさえずりで目が覚め、夜になると山の木々が呼吸する「夜の匂い」がしてきて、ああ、幸せだなぁと思えます。

ただし、山が近いということは山の生き物が家の傍まで出てくる可能性が高いです。

せっせと畑を作ってもイノシシが入れば一夜にして重機が入ったかと思うほどほじくり返してくれますし、シカが入れば茎だけ残してきれーいに作物を食べてしまいます。畑仕事をしている背後でサルが遊んでいることもあります。

畑つきの家を下見に行ったら、近所の畑に獣よけのトタンの柵や電気柵があるかどうかを確認してください。田舎で畑仕事をするということは、山の生き物と戦うことでもあります。

害獣対策として自治体が何か助成してくれるんじゃないか?なんてことはあまり期待されないほうがよろしい。営農レベルの畑じゃないと面倒見てもらえないことが多いです。

【下調べは大事だ】

ほとんど思いつきのように田舎に移住したものの1週間で後悔し3ヶ月を待たずに挫折してしまった方もあります。うちの近所にも定年リタイヤで都会から夫婦で移住してきた方がありましたが、最初は日々の暮らしが新鮮で楽しそうではあったものの、想像以上に冬場が過酷だったことと奥様がどうしても近所のじーさんばーさんと馴染めなかったことで、1年あまりで再び都会に帰っていかれました。

うまく適応できればとっても快適な田舎暮らし、しっかり下調べをした上で動いて欲しいものです。

スポンサードリンク

 

田舎暮らしに憧れて計画している人が移住してから後悔しないために知っておくことhttps://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/07/inakagurasi2.jpg?fit=500%2C375https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/07/inakagurasi2.jpg?resize=150%2C150アイーダ生活後悔,田舎暮らし,移住
都会の喧騒を離れて静かな田舎でのんびり暮らしたい…。地方の空家率がどんどん高くなっていることが問題になり、自治体が空き家活用策として移住者に助成金を出したりしてることもあって、田舎暮らし本もよく売れているようですね。 人口減少が深刻になってきてる田舎にとっては空き家に移住者が入ってくれればありがたいし、移住するほうも空気がきれいで家賃が安くてとwinwin♪自然の中でのびのびと保育を行なう森の幼稚園にほれ込んで移住を決行する方も増えています。 ただ、いいところばかり見ていると田舎暮らしは失敗します。後からこんなはずじゃなかった…と思わないために知っておくべきこととは? スポンサードリンク 【土地柄は同じじゃない】 田舎暮らしに成功して楽しくやっている人がよく「村のおじいちゃんおばあちゃんに可愛がってもらってます」なんてことを言います。慣れない畑仕事に悪戦苦闘していると手を貸してくれたり、作物のおすそ分けをしてもらったり。 こういうのを見ると、人の温かさっていいなぁと思います。 しかし、どこの田舎でも村の人が親切にしてくれるとは思わないほうがいいです。 人の住むところには土地柄というものがあります。人懐っこくて面倒見のいい土地柄の田舎もあれば、排他的でよそ者をなかなか受け入れない田舎もあります。 自治体が熱心に移住推進を行なっているかどうかはあまり目安にはなりません。 【家具つき畑なし】 田舎暮らしの醍醐味の一つは野菜を自分で作って食べることでしょう。無農薬で作る野菜はこんなにおいしいものなのかと驚きます。 私が住んでいるところの隣町はかなり積極的に移住推進を行なっていて全国的にもトップクラスの助成を出しています。それを見て下見にくるご家族がけっこうありますが、まとまらないことが多いようです。 なんでかというと、その自治体が移住用に用意している空き家は田舎「町」の中にあるため、家の近くに借りられる畑がないのです。畑仕事がしてみたい人にとってはこの時点でアウトです。 また、空き家は古い家具がそのまま残されていることが多く、その片付けに予定外のお金がかかることで諦めてしまう人も多いです。 スポンサードリンク 【気候をよく調べよう】 田舎暮らし計画の中でよく盲点になるのがその土地の気候、特に冬場の雪です。ネットで物件を検索することもあると思いますが、どっかり雪が積もっている時の画像をわざわざ載せたりはしないので、どれくら雪が積もるかを把握せずに移住するとえらい目に遭います。   積雪の多い地方では朝早くに除雪車が雪をかいてくれますが、除雪車が入るのは幹線道路までで自宅前は自分で雪かきをする必要があります。民家の少ない限界集落に近いようなところだと、場所によっては数十メートルえっちらおっちら雪かきをしないと買い物にも行けないことがあります。 田舎の家は家のそばに小川が流れていたりする風情あるところもありますが、川がそばにあると結露でカーテンがじとじとになることがあります。川が家のそばを流れていても結露しない家は隙間が多いので冬は隙間風が入ってべらぼうに寒いです。 ソーラーパネルを上げることを計画する方もあるでしょうが、ソーラーパネルは積雪で発電できないこともそうですが積もった雪が一気に滑り落ちてくることもあり、これがむっちゃくちゃ危険です。屋根からの落雪事故で亡くなる方は毎年後を絶ちません。 【虫耐性は必須!】 田舎は緑が多いですから当然虫やカエルがいます。虫耐性のない人は田舎暮らしは苦痛になります。 外に出る時だけ気をつければいいと思うかもですが、山が近ければ近いほど虫は我が物顔で家の中に出てきます。古民家ちっくな古い家ならほぼ100%ムカデが出ますし、田んぼがそばにあれば田植えの季節は窓にびっちりカエルがはりついていることもあります。カエルの鳴き声でテレビの音が聞こえないのは標準装備です。 【動物園か!】 山を背にした田舎の家で畑仕事をしながらのんびりと…なんてことを定年してリタイヤしたお父さんが夢見ていたりしますね。山が近いと朝は小鳥のさえずりで目が覚め、夜になると山の木々が呼吸する「夜の匂い」がしてきて、ああ、幸せだなぁと思えます。 ただし、山が近いということは山の生き物が家の傍まで出てくる可能性が高いです。 せっせと畑を作ってもイノシシが入れば一夜にして重機が入ったかと思うほどほじくり返してくれますし、シカが入れば茎だけ残してきれーいに作物を食べてしまいます。畑仕事をしている背後でサルが遊んでいることもあります。 畑つきの家を下見に行ったら、近所の畑に獣よけのトタンの柵や電気柵があるかどうかを確認してください。田舎で畑仕事をするということは、山の生き物と戦うことでもあります。 害獣対策として自治体が何か助成してくれるんじゃないか?なんてことはあまり期待されないほうがよろしい。営農レベルの畑じゃないと面倒見てもらえないことが多いです。 【下調べは大事だ】 ほとんど思いつきのように田舎に移住したものの1週間で後悔し3ヶ月を待たずに挫折してしまった方もあります。うちの近所にも定年リタイヤで都会から夫婦で移住してきた方がありましたが、最初は日々の暮らしが新鮮で楽しそうではあったものの、想像以上に冬場が過酷だったことと奥様がどうしても近所のじーさんばーさんと馴染めなかったことで、1年あまりで再び都会に帰っていかれました。 うまく適応できればとっても快適な田舎暮らし、しっかり下調べをした上で動いて欲しいものです。 スポンサードリンク