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東日本大震災から5年、今度は熊本県益城町で最大震度7を観測する大きな地震が発生しました。家屋の倒壊や道路の陥没、人的な被害などの被害が次々報告されています。これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

内陸地震なので津波の恐れはないのですが、震源地が深さ10キロと比較的浅いため余震の揺れが強く、震度5以上の余震が何度も起きています。熊本が震源となると気になるのは阿蘇山への影響です。

地震発生のメカニズム研究では、一つの地震がさらに大きな地震を誘発する可能性が報告されています。九州で発生する地震は場所によっては南海トラフ地震の起爆スイッチになる可能性があるのですが、大丈夫でしょうか。

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【熊本の地震の原因は?】

地震の発生は活断層の存在が密接に関係しています。九州は地震を起こしやすい活断層がたくさんあるところで、今回震源地となった熊本県益城町は二つの活断層が合流する危険なポイントでした。

katudanso

活断層はそれぞれが少しずつ矢印の方向に動いています。この動きのひずみがたまったところに地震が発生するので益城町のような活断層の合流地点は震源地になりやすいようです。

また、九州中部は活断層のずれ方向が複雑になっているため、以前から地震発生の可能性が高いと見られていました。

【交通への影響は?】

揺れが極めて強かったため、交通機関にも影響が出ています。熊本駅から車庫に向かう途中の新幹線が全車両が脱線してしまい、復旧の目処が立っていないとのことです。回送中だったため乗客が乗っていなかったことが不幸中の幸いですね。

空の便には特に影響は出ていないようですが、高速道路は通行止めになっている区間が熊本県内にいくつかあります。

【阿蘇山は噴火する?】

震源地となった益城町から東に20キロほどのところに阿蘇山はあります。この付近は最初の大きな地震発生の時には震度5弱の揺れを観測しています。活火山のそばに震源地があると噴火を心配してしまいますが影響があるでしょうか。

活火山は地下のマグマが地震によって揺さぶられて噴火することもあるようです。今回の地震が阿蘇山を噴火させるほどの影響があるかどうかは、火山性微動などの数値的な報告は、4月15日未明の現時点ではまだ発表されていません。ただ、余震の揺れの強い場所がだんだん阿蘇山から離れて行っているようでもあります。

過去には九州北部から山口あたりまで大噴火で焼き尽くしたこともある阿蘇山の爆発の可能性がゼロではなさそうなのは心配なところです。

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【誘発地震の可能性は?】

kumamotojo

名城熊本城の百間石垣が盛大に崩れてしまいました。幸い立ち入りの出来ない場所だったので、人的な被害は出ていないと見られています。

地震は周期的に起きることが知られていますが、長い歴史の中ではその周期が短くなる時があります。これについて研究した結果、近くで起きた地震に誘発されて周期が短くなるケースが見つかりました。

東日本大地震以降、南海トラフの巨大地震の発生について、早ければ明日にでも起きるんじゃないかと注目されています。およそ100年周期で大きな地震が発生することが知られていますが、宮崎県沖の日向灘を震源とする地震が発生すると、それに誘発されて地震の周期が短くなるらしいのです

今回発生した地震は内陸地震であり、宮崎県でも揺れを観測していますが県北部の平野部で震度4くらいでした。熊本と宮崎は九州の西岸と東岸で離れていますから、影響はないんじゃないかと思われます。

ただ、活断層だらけでしょっちゅう揺れている大分県佐伯市では震度5強の揺れを観測していますから、このあたりがつられて新たな地震が発生する可能性はあるかも知れませんね。

崩れかけた家屋を完全倒壊させるほどの強い余震は収まってきているようですが、15.000人が体育館などに避難しているということです。まだまだ予断を許さない状況ですが、一刻も早い沈静化を願わずにいられません。

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熊本県で最大震度7M6.5の大地震!阿蘇山への影響は?誘発地震の可能性は?https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/04/sindo2.jpg?fit=500%2C281https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/04/sindo2.jpg?resize=150%2C150アイーダニュース地震,熊本県
東日本大震災から5年、今度は熊本県益城町で最大震度7を観測する大きな地震が発生しました。家屋の倒壊や道路の陥没、人的な被害などの被害が次々報告されています。これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。 内陸地震なので津波の恐れはないのですが、震源地が深さ10キロと比較的浅いため余震の揺れが強く、震度5以上の余震が何度も起きています。熊本が震源となると気になるのは阿蘇山への影響です。 地震発生のメカニズム研究では、一つの地震がさらに大きな地震を誘発する可能性が報告されています。九州で発生する地震は場所によっては南海トラフ地震の起爆スイッチになる可能性があるのですが、大丈夫でしょうか。 スポンサードリンク 【熊本の地震の原因は?】 地震の発生は活断層の存在が密接に関係しています。九州は地震を起こしやすい活断層がたくさんあるところで、今回震源地となった熊本県益城町は二つの活断層が合流する危険なポイントでした。 活断層はそれぞれが少しずつ矢印の方向に動いています。この動きのひずみがたまったところに地震が発生するので益城町のような活断層の合流地点は震源地になりやすいようです。 また、九州中部は活断層のずれ方向が複雑になっているため、以前から地震発生の可能性が高いと見られていました。 【交通への影響は?】 揺れが極めて強かったため、交通機関にも影響が出ています。熊本駅から車庫に向かう途中の新幹線が全車両が脱線してしまい、復旧の目処が立っていないとのことです。回送中だったため乗客が乗っていなかったことが不幸中の幸いですね。 空の便には特に影響は出ていないようですが、高速道路は通行止めになっている区間が熊本県内にいくつかあります。 【阿蘇山は噴火する?】 震源地となった益城町から東に20キロほどのところに阿蘇山はあります。この付近は最初の大きな地震発生の時には震度5弱の揺れを観測しています。活火山のそばに震源地があると噴火を心配してしまいますが影響があるでしょうか。 活火山は地下のマグマが地震によって揺さぶられて噴火することもあるようです。今回の地震が阿蘇山を噴火させるほどの影響があるかどうかは、火山性微動などの数値的な報告は、4月15日未明の現時点ではまだ発表されていません。ただ、余震の揺れの強い場所がだんだん阿蘇山から離れて行っているようでもあります。 過去には九州北部から山口あたりまで大噴火で焼き尽くしたこともある阿蘇山の爆発の可能性がゼロではなさそうなのは心配なところです。 スポンサードリンク 【誘発地震の可能性は?】 名城熊本城の百間石垣が盛大に崩れてしまいました。幸い立ち入りの出来ない場所だったので、人的な被害は出ていないと見られています。 地震は周期的に起きることが知られていますが、長い歴史の中ではその周期が短くなる時があります。これについて研究した結果、近くで起きた地震に誘発されて周期が短くなるケースが見つかりました。 東日本大地震以降、南海トラフの巨大地震の発生について、早ければ明日にでも起きるんじゃないかと注目されています。およそ100年周期で大きな地震が発生することが知られていますが、宮崎県沖の日向灘を震源とする地震が発生すると、それに誘発されて地震の周期が短くなるらしいのです。 今回発生した地震は内陸地震であり、宮崎県でも揺れを観測していますが県北部の平野部で震度4くらいでした。熊本と宮崎は九州の西岸と東岸で離れていますから、影響はないんじゃないかと思われます。 ただ、活断層だらけでしょっちゅう揺れている大分県佐伯市では震度5強の揺れを観測していますから、このあたりがつられて新たな地震が発生する可能性はあるかも知れませんね。 崩れかけた家屋を完全倒壊させるほどの強い余震は収まってきているようですが、15.000人が体育館などに避難しているということです。まだまだ予断を許さない状況ですが、一刻も早い沈静化を願わずにいられません。 スポンサードリンク