架空請求

ニュース見てると毎日のように特殊詐欺事件について報じています。特殊詐欺ってお年寄りがひっかかるものだと思ってましたが、その中でも架空請求詐欺の被害者は高齢の域にぜんぜん達してない女性が急増しているそうです。

.これだけ詐欺にひっかからないようにという啓蒙が行なわれているのになんでまた…と思いますが、被害に遭った方の状況を見るとこれは案外他人事ではないかも…と思ってしまいました。

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【隠したい心理につけこむ】

とある架空請求被害の事例です。

被害に遭ったのは40代の女性。有料サイトの料金が未払いです、いついつまでにこれだけ振り込んでくれないと訴訟を起こすことになります。という、非常にベタな架空請求が届き、3回にわたって合計40万円余り振り込んだ後で警察に届け出て発覚した というものでした。

この女性はなんだこりゃ?と思って「ご不明の点は下記にご連絡ください」と示された番号に電話をしてしまったのですが、その有料サイトというのはアダルトサイトでした。

アダルトサイトっておっさんのものでしょ!というのは昔のお話。現在、かなりの数の30~50代女性がアダルトサイトを見ているそうです。

90年代に青年誌よりはるかにえっぐい内容のレディコミがブームになってました。独身時代にレディコミを読んでた世代が家庭を持って、現物が残る本から内緒で見られる動画にシフトしたのではないかと思います。…というのは私の推論ですが。

その被害女性は怪しげな有料サイトになんか登録したことはもちろんありません。ただ、無料のアダルト動画を見たことがありました。そのため、登録した覚えはないけどもしかしたら…と思ってしまったようです。

女性や堅物で通っている男性にとってアダルト動画を見ていたことは普通は外部にもっとも知られたくないことの一つです。「訴訟」なんて言葉を使われると、裁判になると人に知られたくないことをつまびらかにしなくちゃならなくなる!と焦る気持ちが生まれます。

登録した覚えはないけど、裁判なんてことになるより提示された金額を支払うことで穏便に済ませられるならそれでもいいか…と支払に応じてしまおう。

支払って一件落着とはなりません。支払を済ませてやれやれ災難だったと思っているところに「訴訟手続きが始まってしまった。差し止めるためにこれこれ万円が必要になる」と連絡が入ります。なんだってぇえええ?!

かくして、何度も何度も「裁判が始まりそうだ」とか「賠償金額はこれこれだけど、当団体に任せてくれればここまで金額を下げられるから手付け金をちょうだい」と要求が相次ぎます。

さすがにおかしいと気づく人もいるでしょう。しかし、架空請求詐欺にひっかかったっぽい、それもアダルト関係で。悪いことに○○万円もすでに支払ってしまってる…恥だ!今さら誰にも相談できん!なんとか、なんとか穏便に…が繰り返されることで計○回にわたって支払った云々という事例になってしまうのです。

人の「隠したい気持ち」をぐりぐり突いてくるのが架空請求詐欺です。

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【裁判になったりしない?】

未払い金がある。このままだと訴訟を起こすことになる。こういった文言をみると、普通に生活している人は裁判とは無縁なことがほとんどですから多かれ少なかれどきっとします。覚えがないから架空請求だと思うけど、放置してて裁判ざたになったりしないだろうか。

その請求が架空請求である限りは、放置しても裁判なんか起こされません。

裁判は訴える人と訴えられる人がいて初めて成立します。架空請求は何らかの会社組織や団体を名乗って「未払いがあるぞ!」と送りつけてきますが、そういう団体ははなっから存在しないので裁判の起こしようがないのです。

未払い金なり賠償金なりを請求する文言がショートメールで送られてくるものは100%架空請求です。

友人の元に「エステ代金に未払い分がある」というショートメールが送られてきて、確かに何年か前にエステを利用したことがあったので思わず「ご相談窓口」と書かれた番号に電話しそうになったと言ってました。架空請求は必ずしも小難しい法律用語まみれではないので注意してください。

「民事訴訟管理センター」なる団体から送られてくるハガキも架空請求ですから、びりびりに破って捨ててOKです。

ただ、ハガキで支払いを要求してくるものすべてが架空請求だと思っていいかというと、そうじゃないケースもあるので注意が必要です。

ずいぶん前ですが、私はヤフオクを利用するために有料会員登録していて、会費の引き落としをクレジットカードで行なっていました。

そのうちヤフオクに出品することがなくなったので新しいIDをメインで使うようになったのですが、旧IDの会員登録の解除をうっかり忘れていました。

何年か経って、会費の引き落としに使っていたカードが更新されて送られてきたようです。私は引越しのどさくさでそのカードを受取り損ねて失効させてしまったのですが、そのカードは会費の引き落とし以外に使っていなかったので失効させてしまったことに気づきませんでした。

カードが失効しても会員登録が残ったままですから、会費が未払いになります。カードの失効から1年後、Yahooから会費の支払い請求のハガキが届きました。その時初めてカードが失効していたことを知り、会員登録を解除してないことを思い出したのです。

私は『身に覚えがあった』ので、ハガキに書かれていた法的措置云々を取られずに済んだのですが、登録していたことをすっかりぽっかり忘れていたら架空請求ハガキだと思って放置してしまったかも知れません。

請求を受けてなんだこれは?と思ってもパニックにならずにまずは記載されている電話番号や組織名を検索してみてください。架空請求かどうかの見極めが難しいときは、国民生活センターに相談窓口が設けられています。

特殊詐欺の犯人さんたちはよくもまぁ…と思うほど世の中の動きに敏感でたくみに利用します。どんな新手の手口で近づいてくるか分かりません。自分は大丈夫だと過信しないことが大切ですね。

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架空請求詐欺で女性の被害者が急増する他人事じゃないかもしれない理由https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/10/tokushu.jpg?fit=500%2C327https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/10/tokushu.jpg?resize=150%2C150アイーダ生活女性,架空請求,被害
ニュース見てると毎日のように特殊詐欺事件について報じています。特殊詐欺ってお年寄りがひっかかるものだと思ってましたが、その中でも架空請求詐欺の被害者は高齢の域にぜんぜん達してない女性が急増しているそうです。 .これだけ詐欺にひっかからないようにという啓蒙が行なわれているのになんでまた…と思いますが、被害に遭った方の状況を見るとこれは案外他人事ではないかも…と思ってしまいました。 スポンサードリンク 【隠したい心理につけこむ】 とある架空請求被害の事例です。 被害に遭ったのは40代の女性。有料サイトの料金が未払いです、いついつまでにこれだけ振り込んでくれないと訴訟を起こすことになります。という、非常にベタな架空請求が届き、3回にわたって合計40万円余り振り込んだ後で警察に届け出て発覚した というものでした。 この女性はなんだこりゃ?と思って「ご不明の点は下記にご連絡ください」と示された番号に電話をしてしまったのですが、その有料サイトというのはアダルトサイトでした。 アダルトサイトっておっさんのものでしょ!というのは昔のお話。現在、かなりの数の30~50代女性がアダルトサイトを見ているそうです。 90年代に青年誌よりはるかにえっぐい内容のレディコミがブームになってました。独身時代にレディコミを読んでた世代が家庭を持って、現物が残る本から内緒で見られる動画にシフトしたのではないかと思います。…というのは私の推論ですが。 その被害女性は怪しげな有料サイトになんか登録したことはもちろんありません。ただ、無料のアダルト動画を見たことがありました。そのため、登録した覚えはないけどもしかしたら…と思ってしまったようです。 女性や堅物で通っている男性にとってアダルト動画を見ていたことは普通は外部にもっとも知られたくないことの一つです。「訴訟」なんて言葉を使われると、裁判になると人に知られたくないことをつまびらかにしなくちゃならなくなる!と焦る気持ちが生まれます。 登録した覚えはないけど、裁判なんてことになるより提示された金額を支払うことで穏便に済ませられるならそれでもいいか…と支払に応じてしまおう。 支払って一件落着とはなりません。支払を済ませてやれやれ災難だったと思っているところに「訴訟手続きが始まってしまった。差し止めるためにこれこれ万円が必要になる」と連絡が入ります。なんだってぇえええ?! かくして、何度も何度も「裁判が始まりそうだ」とか「賠償金額はこれこれだけど、当団体に任せてくれればここまで金額を下げられるから手付け金をちょうだい」と要求が相次ぎます。 さすがにおかしいと気づく人もいるでしょう。しかし、架空請求詐欺にひっかかったっぽい、それもアダルト関係で。悪いことに○○万円もすでに支払ってしまってる…恥だ!今さら誰にも相談できん!なんとか、なんとか穏便に…が繰り返されることで計○回にわたって支払った云々という事例になってしまうのです。 人の「隠したい気持ち」をぐりぐり突いてくるのが架空請求詐欺です。 スポンサードリンク 【裁判になったりしない?】 未払い金がある。このままだと訴訟を起こすことになる。こういった文言をみると、普通に生活している人は裁判とは無縁なことがほとんどですから多かれ少なかれどきっとします。覚えがないから架空請求だと思うけど、放置してて裁判ざたになったりしないだろうか。 その請求が架空請求である限りは、放置しても裁判なんか起こされません。 裁判は訴える人と訴えられる人がいて初めて成立します。架空請求は何らかの会社組織や団体を名乗って「未払いがあるぞ!」と送りつけてきますが、そういう団体ははなっから存在しないので裁判の起こしようがないのです。 未払い金なり賠償金なりを請求する文言がショートメールで送られてくるものは100%架空請求です。 友人の元に「エステ代金に未払い分がある」というショートメールが送られてきて、確かに何年か前にエステを利用したことがあったので思わず「ご相談窓口」と書かれた番号に電話しそうになったと言ってました。架空請求は必ずしも小難しい法律用語まみれではないので注意してください。 「民事訴訟管理センター」なる団体から送られてくるハガキも架空請求ですから、びりびりに破って捨ててOKです。 ただ、ハガキで支払いを要求してくるものすべてが架空請求だと思っていいかというと、そうじゃないケースもあるので注意が必要です。 ずいぶん前ですが、私はヤフオクを利用するために有料会員登録していて、会費の引き落としをクレジットカードで行なっていました。 そのうちヤフオクに出品することがなくなったので新しいIDをメインで使うようになったのですが、旧IDの会員登録の解除をうっかり忘れていました。 何年か経って、会費の引き落としに使っていたカードが更新されて送られてきたようです。私は引越しのどさくさでそのカードを受取り損ねて失効させてしまったのですが、そのカードは会費の引き落とし以外に使っていなかったので失効させてしまったことに気づきませんでした。 カードが失効しても会員登録が残ったままですから、会費が未払いになります。カードの失効から1年後、Yahooから会費の支払い請求のハガキが届きました。その時初めてカードが失効していたことを知り、会員登録を解除してないことを思い出したのです。 私は『身に覚えがあった』ので、ハガキに書かれていた法的措置云々を取られずに済んだのですが、登録していたことをすっかりぽっかり忘れていたら架空請求ハガキだと思って放置してしまったかも知れません。 請求を受けてなんだこれは?と思ってもパニックにならずにまずは記載されている電話番号や組織名を検索してみてください。架空請求かどうかの見極めが難しいときは、国民生活センターに相談窓口が設けられています。 特殊詐欺の犯人さんたちはよくもまぁ…と思うほど世の中の動きに敏感でたくみに利用します。どんな新手の手口で近づいてくるか分かりません。自分は大丈夫だと過信しないことが大切ですね。 スポンサードリンク