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横浜市のマンション『パークシティLaLa横浜』の傾斜問題で発覚した旭化成建材の杭打ちデータ不正が相変わらず大きな注目を集めています。当初は一人の施工担当者による不正と発表されましたが、旭化成建材が関わった建物のデータを調べていくうち、不正は一人だけではないことが分かってきました。

旭化成建材は過去に携わった物件についてデータを精査しなおし、10月30日にその進捗を報告するとしてしましたが、直前になってこれを中止。公表を渋る背景にはどんな事情が隠れているのでしょう。

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【マンション傾斜・データ流用事件】

今回のデータ不正は、『パークシティLaLa横浜』4棟のうちの1棟が傾いてきていることを調査するうちに、支持層と呼ばれる地下の固い層まで基礎杭が届いていないことが明らかになって発覚しました。

ぷり子
言い換えれば、傾かなきゃ分からず終いだった可能性があるってことね

マンションみたいな大きな建物は基礎杭をしっかり打っておかないと自重でだんだん沈んできてしまいます。建ててしまってからではやり直しが絶対効かない一番大事な部分への不正が行なわれていたことの衝撃は計り知れないものがあります。

旭化成建材では、この工事の現場管理担当の愛知県出身の40代の人物の個人裁量による不正であり、この担当者が関わった物件のうち、他にもデータ改ざんや流用の不正見つかったと発表しました。

【不正は常態化してる?】

ところが調べを進めるうちに、この担当者が手がけてない物件でも不正が発見されます。
kaiken

当初旭化成建材の堺常務は「なんとなくルーズな印象」「計算とか苦手そうな人物」と、さもこの現場管理担当者がとろ臭くて仕事ができない人物みたいに言ってました。

しかし他の人が担当した物件でも不正が判明したってことは、ウチの会社はあちこちの現場で仕事ができなさそうなとろ臭い担当者に仕事をさせてると言ってるようなもんですな。

tum子
はい、個人の暴走説にすり替え失敗。

このデータ不正に関して、とある現場管理担当者が匿名でインタビューに答えてました。

「工期に追われてデータを流用することは割りとある」
え?割りとあるって さくっと言っちゃう?

「杭が届いてないと本当に傾くんだぁと思った」
ひぇええええええ!!

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【なぜデータ公開を渋る?】

旭化成建材は、これまでに手がけた3040件の物件について不正がないか調査するとし、ちびちびと小出しに公共施設を中心にデータ不正が見つかりましたと報告してました。

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世間が知りたいのは他のマンションに不正があるかどうかなんだけど、それは頑なに名前を出さない。

 

10月30日に調査の進捗報告を行なう予定でしたが、急遽中止になっちゃいました。国交省はこのドタキャンに「組織としての対応とは思えない」と呆れていますが、プライバシーの問題があるとか、下請けとの調整がつかないとか いろいろと言い訳をしているようです。

思うんだけど、データの流用などの不正は半ば常態化しているらしいことが分かってきている。ということは、この問題は旭化成建材1社の問題ではなく、業界全体に横たわっている可能性は決して低くない気がする。そうなると、そのうち芋づる式に他の会社にも飛び火しかねない。

六本木ヒルズみたいな巨大建設物に不正が見つかって、実は杭が何本か支持層に届いてないんですよぅ なんてことになったらえらいことですよ。

先の震災で埋立地に建ってる建物が傾く被害が出てましたが、マンションみたいな大規模建設は支持層に杭がちゃんと入っていれば土地の液状化には強いものです。もし、『震災の影響でずれが出てしまった』と説明されたマンションがあったとすれば、ちょっと待って、これって杭が届いてないんじゃないの?という話になってくる…

なんとなく「ウチがやってた不正はこれだけです ごめんなさいっ!」と開示すると、他社からもおっそろしいことがぞろぞろ出てきてしまうので怖くて出せないんじゃないの?なんて思ってしまいます。

 

パークシティLaLa横浜にお住いのある高齢のご夫婦は、いずれマンションを売って夫婦で介護付の高齢者住宅に移るつもりでいたけど、今回のことで予定が狂ってしまってどうすればいいか分からないとインタビューに答えていました。

とにかく建てりゃいいという業界全体の空気が見え隠れしているこの問題の収束が一刻も早いことを願わずにいられません。

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旭化成建材がマンション傾斜問題のデータ公表したくない理由とは?https://i2.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2015/11/asahikaseikenzai.jpg?fit=500%2C308https://i2.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2015/11/asahikaseikenzai.jpg?resize=150%2C150アイーダニュースマンション傾斜,不正,旭化成建材
横浜市のマンション『パークシティLaLa横浜』の傾斜問題で発覚した旭化成建材の杭打ちデータ不正が相変わらず大きな注目を集めています。当初は一人の施工担当者による不正と発表されましたが、旭化成建材が関わった建物のデータを調べていくうち、不正は一人だけではないことが分かってきました。 旭化成建材は過去に携わった物件についてデータを精査しなおし、10月30日にその進捗を報告するとしてしましたが、直前になってこれを中止。公表を渋る背景にはどんな事情が隠れているのでしょう。 スポンサードリンク 【マンション傾斜・データ流用事件】 今回のデータ不正は、『パークシティLaLa横浜』4棟のうちの1棟が傾いてきていることを調査するうちに、支持層と呼ばれる地下の固い層まで基礎杭が届いていないことが明らかになって発覚しました。 マンションみたいな大きな建物は基礎杭をしっかり打っておかないと自重でだんだん沈んできてしまいます。建ててしまってからではやり直しが絶対効かない一番大事な部分への不正が行なわれていたことの衝撃は計り知れないものがあります。 旭化成建材では、この工事の現場管理担当の愛知県出身の40代の人物の個人裁量による不正であり、この担当者が関わった物件のうち、他にもデータ改ざんや流用の不正見つかったと発表しました。 【不正は常態化してる?】 ところが調べを進めるうちに、この担当者が手がけてない物件でも不正が発見されます。 当初旭化成建材の堺常務は「なんとなくルーズな印象」「計算とか苦手そうな人物」と、さもこの現場管理担当者がとろ臭くて仕事ができない人物みたいに言ってました。 しかし他の人が担当した物件でも不正が判明したってことは、ウチの会社はあちこちの現場で仕事ができなさそうなとろ臭い担当者に仕事をさせてると言ってるようなもんですな。 このデータ不正に関して、とある現場管理担当者が匿名でインタビューに答えてました。 「工期に追われてデータを流用することは割りとある」 え?割りとあるって さくっと言っちゃう? 「杭が届いてないと本当に傾くんだぁと思った」 ひぇええええええ!! スポンサードリンク 【なぜデータ公開を渋る?】 旭化成建材は、これまでに手がけた3040件の物件について不正がないか調査するとし、ちびちびと小出しに公共施設を中心にデータ不正が見つかりましたと報告してました。 世間が知りたいのは他のマンションに不正があるかどうかなんだけど、それは頑なに名前を出さない。   10月30日に調査の進捗報告を行なう予定でしたが、急遽中止になっちゃいました。国交省はこのドタキャンに「組織としての対応とは思えない」と呆れていますが、プライバシーの問題があるとか、下請けとの調整がつかないとか いろいろと言い訳をしているようです。 思うんだけど、データの流用などの不正は半ば常態化しているらしいことが分かってきている。ということは、この問題は旭化成建材1社の問題ではなく、業界全体に横たわっている可能性は決して低くない気がする。そうなると、そのうち芋づる式に他の会社にも飛び火しかねない。 六本木ヒルズみたいな巨大建設物に不正が見つかって、実は杭が何本か支持層に届いてないんですよぅ なんてことになったらえらいことですよ。 先の震災で埋立地に建ってる建物が傾く被害が出てましたが、マンションみたいな大規模建設は支持層に杭がちゃんと入っていれば土地の液状化には強いものです。もし、『震災の影響でずれが出てしまった』と説明されたマンションがあったとすれば、ちょっと待って、これって杭が届いてないんじゃないの?という話になってくる… なんとなく「ウチがやってた不正はこれだけです ごめんなさいっ!」と開示すると、他社からもおっそろしいことがぞろぞろ出てきてしまうので怖くて出せないんじゃないの?なんて思ってしまいます。   パークシティLaLa横浜にお住いのある高齢のご夫婦は、いずれマンションを売って夫婦で介護付の高齢者住宅に移るつもりでいたけど、今回のことで予定が狂ってしまってどうすればいいか分からないとインタビューに答えていました。 とにかく建てりゃいいという業界全体の空気が見え隠れしているこの問題の収束が一刻も早いことを願わずにいられません。 スポンサードリンク