土俵入

相撲人気が高まって毎場所満員御礼の垂れ幕が下がる盛況です。数年前に不祥事が相次いで閑古鳥が鳴いていた頃を思うと、こんな日が来るなんて…とスー女歴うん十年の筆者は感慨深いです。

2013年まで大相撲中継を担当していた元NHKアナウンサーのお話を聞く機会がありました。そこで聞いたお相撲トリビアです。

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【土俵の音を拾うマイクはどこにある?】

相撲中継を見ていると、廻しをぱんぱん叩く音や立会いと同時に頭と頭で当るごつん!という大きな音が聞こえてきます。

でも、よくよく振り返ってみて会場内にマイクらしきものが映っているのを見たことがありませんよね。客席に仕込んであるとしたら周りの声がもっとうるさく入っていても良さそうなものですが、取組中の土俵上の音が歓声にかき消されることがありません。

吊り屋根

土俵を真上から映すカメラは吊り屋根の中にありますが、音を拾うマイクは東西南北に下がった房の中に仕込んであるんだそうです。

【両国国技館は無借金じゃない?】

年に3回本場所が開催される両国国技館は、建設計画から3年の工期で総工費150億円をかけて1985年1月場所から使われています。当時の理事長だった春日野理事長(元横綱栃錦)は、1円の借金もせずに新国技館を建てたとそれはそれは自慢げでした。

この無借金には裏話があります。実は、工事半ばで予算が3億円ほど足りなくなってしまっていたのです。

当時の相撲界は横綱千代の富士が現役でウルフ人気で盛り上がっていましたが、それでも3億円の予算不足はなかなか痛いものがあります。さて困った。

相撲協会は工事を請け負っていた鹿島建設にこう持ちかけました。「ここで3億まけてくれれば、御社は3億もまけられるほどの会社だと箔がつきます。」

鹿島建設はなんとこれを了承。借りを作りはしましたが新国技館を借金なしで建てることができたのであります。

時代だったのか江戸の心意気だったのか分かりませんが、なんともスケールの大きな話です。

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【国技館には巨大プールがある?】

両国国技館の地下には国技館名物の焼き鳥工場があるのは有名な話ですが、巨大なプールも備えているんだそうです。

と言っても泳ぐためのプールではなく雨水を溜めるためのもの。国技館に降った雨は地下にある巨大プールに溜められ、国技館で使う水すべてをまかなっています。プールがいっぱいになったら自動的に隅田川に流れるように設計されているそうです。

30年も前に建てられたのにエコですね~。

【横綱白鵬が密かに考えていること?】

相撲の名門校である鳥取城北高校から4人の内弟子を迎えている横綱白鵬。その内弟子の一人が小兵ながら十両の相撲を大いに盛り上げている石浦関です。

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きびきびした相撲で舞の海2世なんて呼ばれてもいますが、幕内まであと少しのところまで番付けを上げて来ています。

この「石浦」という四股名は本名ですが、白鵬は石浦がめでたく入幕した暁に名乗る新たな四股名を密かに考えているのだとか。

それがどういう四股名なのかは残念ながら分かりませんでしたが、一番弟子の幕下山口が入幕したときに大喜鵬という四股名だったことを思うと、石浦の新しい四股名にも鵬の文字がつくんじゃないかな。

【出世できないジンクスがあっても嬉しい?】

地方巡業などで禁じ手をコミカルに紹介する初切りと全部の取組が終わってから披露される弓取り式を務める力士は出世できないというジンクスがありました。

しょっきり

初切りも弓取りも幕下に3年以上いる力士から選ばれるようです。

長い相撲の歴史の中には、初切りを務めたけど横綱に昇進した人もいるので絶対なれないというものでもないですが、確かに十両入りしても定着できずに幕下に舞い戻る力士が多いように思います。

しかし、こういうジンクスがあっても務める力士にとってはある意味名誉なことだそうです。なんでかと言うと幕下以下では結えない大銀杏を結うことができる特権があるから。

ちょんまげのままではいかにも下の方のお相撲さんというビジュアルですが、大銀杏を結えば関取のように見えますからね。

 

開催中の名古屋場所では大関稀勢の里の優勝&綱とりにスポットがあたっています。土俵上の熱戦とともに、ちょっとわき道に逸れたところのお相撲の話でした。

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土俵の音を拾うマイクはどこにある?小耳にはさんだ相撲トリビアhttps://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/07/dohyouiri.jpg?fit=500%2C342https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/07/dohyouiri.jpg?resize=150%2C150アイーダ雑記相撲
相撲人気が高まって毎場所満員御礼の垂れ幕が下がる盛況です。数年前に不祥事が相次いで閑古鳥が鳴いていた頃を思うと、こんな日が来るなんて…とスー女歴うん十年の筆者は感慨深いです。 2013年まで大相撲中継を担当していた元NHKアナウンサーのお話を聞く機会がありました。そこで聞いたお相撲トリビアです。 スポンサードリンク 【土俵の音を拾うマイクはどこにある?】 相撲中継を見ていると、廻しをぱんぱん叩く音や立会いと同時に頭と頭で当るごつん!という大きな音が聞こえてきます。 でも、よくよく振り返ってみて会場内にマイクらしきものが映っているのを見たことがありませんよね。客席に仕込んであるとしたら周りの声がもっとうるさく入っていても良さそうなものですが、取組中の土俵上の音が歓声にかき消されることがありません。 土俵を真上から映すカメラは吊り屋根の中にありますが、音を拾うマイクは東西南北に下がった房の中に仕込んであるんだそうです。 【両国国技館は無借金じゃない?】 年に3回本場所が開催される両国国技館は、建設計画から3年の工期で総工費150億円をかけて1985年1月場所から使われています。当時の理事長だった春日野理事長(元横綱栃錦)は、1円の借金もせずに新国技館を建てたとそれはそれは自慢げでした。 この無借金には裏話があります。実は、工事半ばで予算が3億円ほど足りなくなってしまっていたのです。 当時の相撲界は横綱千代の富士が現役でウルフ人気で盛り上がっていましたが、それでも3億円の予算不足はなかなか痛いものがあります。さて困った。 相撲協会は工事を請け負っていた鹿島建設にこう持ちかけました。「ここで3億まけてくれれば、御社は3億もまけられるほどの会社だと箔がつきます。」 鹿島建設はなんとこれを了承。借りを作りはしましたが新国技館を借金なしで建てることができたのであります。 時代だったのか江戸の心意気だったのか分かりませんが、なんともスケールの大きな話です。 スポンサードリンク 【国技館には巨大プールがある?】 両国国技館の地下には国技館名物の焼き鳥工場があるのは有名な話ですが、巨大なプールも備えているんだそうです。 と言っても泳ぐためのプールではなく雨水を溜めるためのもの。国技館に降った雨は地下にある巨大プールに溜められ、国技館で使う水すべてをまかなっています。プールがいっぱいになったら自動的に隅田川に流れるように設計されているそうです。 30年も前に建てられたのにエコですね~。 【横綱白鵬が密かに考えていること?】 相撲の名門校である鳥取城北高校から4人の内弟子を迎えている横綱白鵬。その内弟子の一人が小兵ながら十両の相撲を大いに盛り上げている石浦関です。 きびきびした相撲で舞の海2世なんて呼ばれてもいますが、幕内まであと少しのところまで番付けを上げて来ています。 この「石浦」という四股名は本名ですが、白鵬は石浦がめでたく入幕した暁に名乗る新たな四股名を密かに考えているのだとか。 それがどういう四股名なのかは残念ながら分かりませんでしたが、一番弟子の幕下山口が入幕したときに大喜鵬という四股名だったことを思うと、石浦の新しい四股名にも鵬の文字がつくんじゃないかな。 【出世できないジンクスがあっても嬉しい?】 地方巡業などで禁じ手をコミカルに紹介する初切りと全部の取組が終わってから披露される弓取り式を務める力士は出世できないというジンクスがありました。 初切りも弓取りも幕下に3年以上いる力士から選ばれるようです。 長い相撲の歴史の中には、初切りを務めたけど横綱に昇進した人もいるので絶対なれないというものでもないですが、確かに十両入りしても定着できずに幕下に舞い戻る力士が多いように思います。 しかし、こういうジンクスがあっても務める力士にとってはある意味名誉なことだそうです。なんでかと言うと幕下以下では結えない大銀杏を結うことができる特権があるから。 ちょんまげのままではいかにも下の方のお相撲さんというビジュアルですが、大銀杏を結えば関取のように見えますからね。   開催中の名古屋場所では大関稀勢の里の優勝&綱とりにスポットがあたっています。土俵上の熱戦とともに、ちょっとわき道に逸れたところのお相撲の話でした。 スポンサードリンク