今村

原発事故による自主避難者の帰還に対して「自己責任」と発言して非難を浴びた今村雅弘復興大臣が、今度は被災地が東京でなくて東北でよかったと発言してスピード辞任であります。政治家の失言・暴言は枚挙にいとまがありませんが、これほど立て続けに致命的な発言を口から垂れ流す人はそう多くはないでしょう。

復興大臣という役職に就く人は不思議と何か問題があって辞任するパターンが多いような印象を受けます。なぜ復興大臣は長続きしないのか、一体どういう人が復興大臣に向いているのか政治音痴なりに考えてみました。

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【被災地を「あっち」はないだろう】

4月25日夜に開催された自民党二階堂派主宰のパーティの席上で被災地が東北の方でよかったと発言した今村復興相。この発言に出席していた人たちの間に冷たいものが走ったそうです。

文脈としては首都が被災地だったらもっと甚大な損害が出ていた、ということを強調したかったってことのようですが、もっと違う言い方があったでしょうに…。

この後あわてて発言を撤回しましたが、パーティに出席していた安倍総理に「被災地の人々の心を傷つけるような不適切な発言があったことを謝罪したい」と言わせてしまいました。

わずかな間に総理大臣に2度も謝罪させた男として今村雅弘の名前は自民党の歴史に名を残したことでしょう。

パーティが終わってからすぐに辞任の表明があったようですから、辞任と言っても「いい加減にしてくれる?あんたクビね」と言われたに違いないことは明白です。更迭の形にされなかったのは温情でしょうか。

今村大臣の出身地は佐賀県だそうです。

ぷり子
この人、比例区選出なんだって。選挙区が3つから2つに減ったことで比例区に回ってくれたからご褒美に大臣になった人なんだとか

リリコ
えー?じゃあ、次の選挙でも比例区で出馬したら当選しちゃうかも知れないってことじゃん!なんかやだぁ

今回、今村大臣が発言した「東北の方でよかった」という発言に対して、だってその通りなんだから揚げ足取りだという人もいます。

確かにね、6年前に連日報道される被災地の様子を見ながら、これがもし首都圏だったら日本は完全に終わってた…とみんな思ったでしょう。「東京じゃなくてよかった」と思った人もいたでしょう。

でもねー、政治家は一般人の何倍も言っていいことと悪いことの基準が厳しいんです。それが分からん今村雅弘という人物は残念ながら政治家としての資質が決定的に欠けてるように思います。

今村大臣の後任には福島出身の吉野正芳氏が選ばれました。

【ここでもエヴァのネクタイ…】

先の「自主避難者は自己責任」発言の時にエヴァンゲリヲンのネクタイを締めていたことでも注目された今村大臣ですが、今回の暴言時にも同じネクタイを締めてました。よほど好きなんでしょうか。

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アニメーターの貞元義行氏が悲痛なツイートをしております。

このど派手なネクタイは被災地の方々の中ではなんか不愉快な気持ちにさせるアイテムになってしまったんじゃないでしょうか。

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【なんで復興大臣ばっかり…】

復興大臣というポストは何か呪いでもかかってんじゃないかってくらいすっきりしない辞め方をした人が相次ぐ印象があります。「いいか、ちゃんとやれ」と知事さんを恫喝した松本龍とか、政治資金の問題に加えて昔パンツを盗んだらしい高木毅とか。

よくよく見ると今回新たに任命された吉野さんで7代目(松本龍はまだ復興庁ができてなかったため初代ではない)になりますから、全部がぜんぶ不祥事がらみで辞めたわけではありません。しかし、復興庁は東日本大震災を受けて2012年2月に設立されたわけで今年で6年目、こうもひっきりなしにチェンジしてたんじゃ仕事が進まんのも無理はない気がします。

しかしながら、復興大臣というポストは6年前のあの災害を受けて設立された新しい省庁ということで、前例ってものが何も存在しないため、他の大臣職とは違う難しさがあるんじゃないかと思います。

ところで、大臣職というのは国会議員なら誰でもなれるかっちゃーそういうものではありません。だいたい5期か6期以上議員やって「大臣予備軍」になり、やっとこさ任命のお声がかかります。中には稲田朋美防衛大臣みたいに4期で抜擢される人もいますが(稲田さんは安倍さんのお気に入りだからね)、「大臣予備軍」の仲間入りをした議員さんたちはまだかなー、まだかなーと首を長くして任命を待ちます。

外務大臣とか財務大臣なんてあたりが「誰?」と思うようなぽっと出の人に任されることがないのに比べて、復興大臣ポストは大臣予備軍に「はい 良く頑張ってきましたね」とご褒美のように与えられる傾向があります。

これは少々おかしな話だと私は思う。

初めて大臣職に就く人にマニュアルのない困難なポストが務まるわけがないと思うんだけど。初めて大臣になった人は任命を受けて「身の引き締まる思いであります」と必ず口にしますが、ご褒美大臣の中には任命されたところで「わーい 大臣なったー!」と完結してしまう人もいるんじゃないかなぁ。

【どんな人がやるべき?】

復興大臣は拉致担当大臣とともに「被害者」という存在を前にしています。だから、人の気持ちに寄り添える資質は必須です。でも、ただ被災者の声に耳を傾けてるだけじゃダメなわけで、実現していくために中央と掛け合わなくちゃなんない。出来ることはケンカしてでもやる、無理なことは被災者の方々が納得できるように説明する。

ものすごいバランス感覚と調整力を持ち合わせた人じゃないとやれんポストなんじゃないかと素人考えですが思うのです。…政界の重鎮って言われるような人じゃないとそういうの持ち合わせてなさそうな気がする。

次の復興大臣に就任した福島出身の吉野正芳氏はこれまでとは違った意味で大変だろうなと思いますが、「地元の復興」のために力を尽くしてくれることを期待します。

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今村復興相エヴァのネクタイ姿でまた暴言吐いて辞任で思う復興大臣適任者って誰?https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/04/imamura2.jpg?fit=500%2C307https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/04/imamura2.jpg?resize=150%2C150アイーダ人物今村復興大臣,政治
原発事故による自主避難者の帰還に対して「自己責任」と発言して非難を浴びた今村雅弘復興大臣が、今度は被災地が東京でなくて東北でよかったと発言してスピード辞任であります。政治家の失言・暴言は枚挙にいとまがありませんが、これほど立て続けに致命的な発言を口から垂れ流す人はそう多くはないでしょう。 復興大臣という役職に就く人は不思議と何か問題があって辞任するパターンが多いような印象を受けます。なぜ復興大臣は長続きしないのか、一体どういう人が復興大臣に向いているのか政治音痴なりに考えてみました。 スポンサードリンク 【被災地を「あっち」はないだろう】 4月25日夜に開催された自民党二階堂派主宰のパーティの席上で被災地が東北の方でよかったと発言した今村復興相。この発言に出席していた人たちの間に冷たいものが走ったそうです。 文脈としては首都が被災地だったらもっと甚大な損害が出ていた、ということを強調したかったってことのようですが、もっと違う言い方があったでしょうに…。 この後あわてて発言を撤回しましたが、パーティに出席していた安倍総理に「被災地の人々の心を傷つけるような不適切な発言があったことを謝罪したい」と言わせてしまいました。 わずかな間に総理大臣に2度も謝罪させた男として今村雅弘の名前は自民党の歴史に名を残したことでしょう。 パーティが終わってからすぐに辞任の表明があったようですから、辞任と言っても「いい加減にしてくれる?あんたクビね」と言われたに違いないことは明白です。更迭の形にされなかったのは温情でしょうか。 今村大臣の出身地は佐賀県だそうです。 今村復興大臣辞任。 我が町の恥。 この人と同じ出身だなんて恥ずかしい。 — Hysteric-Sayany (@HystericSayany) 2017年4月26日 今回、今村大臣が発言した「東北の方でよかった」という発言に対して、だってその通りなんだから揚げ足取りだという人もいます。 確かにね、6年前に連日報道される被災地の様子を見ながら、これがもし首都圏だったら日本は完全に終わってた…とみんな思ったでしょう。「東京じゃなくてよかった」と思った人もいたでしょう。 でもねー、政治家は一般人の何倍も言っていいことと悪いことの基準が厳しいんです。それが分からん今村雅弘という人物は残念ながら政治家としての資質が決定的に欠けてるように思います。 今村大臣の後任には福島出身の吉野正芳氏が選ばれました。 【ここでもエヴァのネクタイ…】 先の「自主避難者は自己責任」発言の時にエヴァンゲリヲンのネクタイを締めていたことでも注目された今村大臣ですが、今回の暴言時にも同じネクタイを締めてました。よほど好きなんでしょうか。 新世紀エヴァンゲリオン ネクタイ コミックスタイプ 新品価格 ¥8,424から (2017/4/26 15:18時点) アニメーターの貞元義行氏が悲痛なツイートをしております。 釈明会見で俺の絵のついたネクタイしてくれなくていいですよ! もぅ〜っ — 貞本義行@腰痛 (@Y_Sadamoto) 2017年4月26日 このど派手なネクタイは被災地の方々の中ではなんか不愉快な気持ちにさせるアイテムになってしまったんじゃないでしょうか。 スポンサードリンク 【なんで復興大臣ばっかり…】 復興大臣というポストは何か呪いでもかかってんじゃないかってくらいすっきりしない辞め方をした人が相次ぐ印象があります。「いいか、ちゃんとやれ」と知事さんを恫喝した松本龍とか、政治資金の問題に加えて昔パンツを盗んだらしい高木毅とか。 よくよく見ると今回新たに任命された吉野さんで7代目(松本龍はまだ復興庁ができてなかったため初代ではない)になりますから、全部がぜんぶ不祥事がらみで辞めたわけではありません。しかし、復興庁は東日本大震災を受けて2012年2月に設立されたわけで今年で6年目、こうもひっきりなしにチェンジしてたんじゃ仕事が進まんのも無理はない気がします。 しかしながら、復興大臣というポストは6年前のあの災害を受けて設立された新しい省庁ということで、前例ってものが何も存在しないため、他の大臣職とは違う難しさがあるんじゃないかと思います。 ところで、大臣職というのは国会議員なら誰でもなれるかっちゃーそういうものではありません。だいたい5期か6期以上議員やって「大臣予備軍」になり、やっとこさ任命のお声がかかります。中には稲田朋美防衛大臣みたいに4期で抜擢される人もいますが(稲田さんは安倍さんのお気に入りだからね)、「大臣予備軍」の仲間入りをした議員さんたちはまだかなー、まだかなーと首を長くして任命を待ちます。 外務大臣とか財務大臣なんてあたりが「誰?」と思うようなぽっと出の人に任されることがないのに比べて、復興大臣ポストは大臣予備軍に「はい 良く頑張ってきましたね」とご褒美のように与えられる傾向があります。 これは少々おかしな話だと私は思う。 初めて大臣職に就く人にマニュアルのない困難なポストが務まるわけがないと思うんだけど。初めて大臣になった人は任命を受けて「身の引き締まる思いであります」と必ず口にしますが、ご褒美大臣の中には任命されたところで「わーい 大臣なったー!」と完結してしまう人もいるんじゃないかなぁ。 【どんな人がやるべき?】 復興大臣は拉致担当大臣とともに「被害者」という存在を前にしています。だから、人の気持ちに寄り添える資質は必須です。でも、ただ被災者の声に耳を傾けてるだけじゃダメなわけで、実現していくために中央と掛け合わなくちゃなんない。出来ることはケンカしてでもやる、無理なことは被災者の方々が納得できるように説明する。 ものすごいバランス感覚と調整力を持ち合わせた人じゃないとやれんポストなんじゃないかと素人考えですが思うのです。…政界の重鎮って言われるような人じゃないとそういうの持ち合わせてなさそうな気がする。 次の復興大臣に就任した福島出身の吉野正芳氏はこれまでとは違った意味で大変だろうなと思いますが、「地元の復興」のために力を尽くしてくれることを期待します。 スポンサードリンク