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三菱自動車工業の軽自動車4車種に対する燃費データ不正操作が日産自動車からの指摘で明るみに出て、社長以下偉い人をそろえた会見が行なわれました。またかよ 三菱っ!

が、新たに軽の電気自動車i-MiEVでも法令とは異なる方法で燃費試験用データが取得されていたことが明らかに。

場合によってはエコカー減税の対象から外れてしまうかもしれずユーザーさんは気になるところですが、もしかすると自動車業界全体ががたがたするような一大事になるかも知れません。

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【データ操作された車種は?】

事件発覚時に判明していたのは2013年以降に作られた以下の軽自動車4車種、62万台でした。

・ekワゴン
・ekスペース
・デイズ
・デイズルークス

このうちデイズとデイズルークスは日産が提携して販売しております。松潤がCMやってたような。

日産は2014年ごろ「将来的には一部の軽自動車を自社で生産する」とカルロス・ゴーン社長が発表しましたが、三菱側は「軽はうちで作るのが筋でしょ!」とゴネた経緯があります。

とりあえずこの件は先送りになったようでしたが、軽自動車の売れゆきが好調なので日産は新たな軽自動車開発のためにデイズのデータを見直していて燃費データが公表されたものより5~10%も低いことに気がつき、「これ、おかしいでしょ!」と指摘して発覚したのであります。

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事件の発覚を受けて国交省で会見を開いた相川哲郎社長は時おりこんな表情を見せておりました。

こういう席で唇をこんな形で結ぶのは、言えないことがあるんだよ という心境の現れです。

案の定、先の4車種以外にもデータ取得方法が法令に沿っていない車があることが判明します。

i-MiEV

さらに、i-MiEVと同じ方法でデータ取得されていたらしい車がぞろぞろ出てきました。

・RVR
・アウトランダー
・パジェロ
・ミニキャブ・ミーブ

このラインナップは三菱の車の半分以上です。

相川哲郎社長は会見で「三菱のエンジンは他社に比べて性能的に遅れをとっていた」と言ってました。…エンジンとろくて燃費そんなに良くないからズルしなきゃ売れなかったんですと言い換えるべきかも。

【なぜリコールの対象外?】

今回発覚した三菱自動車のデータ取得不正、これはリコールの対象外であります。

リコールとは通常使用の範囲内で重大な事故に繋がる不具合が見つかったときに出され、無償で修理することになっています。今回のケースは物理的な不具合ではなくエコカー減税対象車として売ってたけど実はエコカーとしての基準を満たしてないかも知れないということなので、リコールで回収したところで直しようがない。

ふれでぃ
リコールで燃費のいいエンジンを乗せ換えろ!

tum子
三菱にそんなエンジンがあるならとっくに乗せて売ってますよ

要するに、もしかしたらエコカーといえるほど燃費よくないけど別に不具合で燃費悪いわけじゃないから直せないよということですな。

三菱自動車は2002年に起きた死亡事故の調査でリコール隠しを行なっていたことが発覚したのですが、性懲りもなく2004年にもリコール隠しを行なって、モノ作る会社としての信用を完全に失い会社存続の危機に瀕した過去があります。それなのにまたこういうことをやらかすかと呆れてしまう。

三菱自動車の相次ぐリコール隠しで自動車メーカー各社は本音を言えばリコールに繋がる不具合の存在は認めたくないけど隠し通せるものじゃないことを痛感して、今では早めにリコールを出すんだとトヨタの営業さんが言ってました。

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【減税分はユーザーの負担に?】

三菱側は、不正が明らかになった車種のユーザーさんに対して燃費の差分を計算して返還するとか言ってますが、もっとややこしい問題が残っています。

今回のデータ不正操作、改めて適正な方法でデータを取り直すことになっていますがこの結果によってはエコカーの基準に満たない車が出てくる可能性があります。

そうなると、エコカー減税適合車として買ったのに実はエコカーじゃないから減税されてた分を払わなきゃならなくなります。

自動車取得税とか重量税なんかが全額免除になってたものを今さら改めて払うなんてバカな話があるか!と三菱ユーザーさん大激怒だと思いますが、この件について高市早苗総務大臣はこう言ってます。
「三菱側が払う必要があるでしょうね」


takaiti

これは決定事項ではないので、今後どうなるか分かりませんが、この他にも買った車を三菱が買い取れなんて話も出てますし、ユーザーさんの負担になることは少ないかも知れません。

しかしながら、燃費いいって言うから買ったのに言うほど良くないなら売って他の車に乗り換えるわ!と思っても中古車市場では早くも暴落しちゃってるかもですね。

【他社へ飛び火の可能性?】

今回の事件はズルした三菱自動車が一番悪いのですが、出されたデータを精査せずにパスしてしまった国交省にも問題があります。この一件を受けて他の自動車メーカーにも似たようなデータ操作がないか調べが入るようです。

新車カタログに書かれている燃費データは実際に乗ってみて「こんなに燃費よくねーよ!」と思うのが普通なので、もしかしたら他社でもやってる可能性はゼロではないかも知れません。

菱と日産はekワゴン以下の4車種について生産を停止しました。納車を待ってる人にとっては迷惑この上ない話です。車検前に納車できるって言うから買ったのに!という方もいるでしょう。

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これも怪しい臭いと見られている三菱のi-MiEVは、自治体の公用車としてけっこう導入されています。我が○○市はエコを心がけておりますアピールのために導入したのに 実は大してエコじゃなかったら目も当てられません。

三菱の車はJAがやたら推してますが、そこらへんも今後どうなるのか気になります。知り合いのJA職員は少々肩身の狭い思いをしつつトヨタの車に乗ってますけどね(笑)

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三菱自動車不正はリコール対象外でユーザー負担増?他社への飛び火も?https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/04/mitubisi6.jpg?fit=500%2C285https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/04/mitubisi6.jpg?resize=150%2C150アイーダニュース三菱自動車,不正
三菱自動車工業の軽自動車4車種に対する燃費データ不正操作が日産自動車からの指摘で明るみに出て、社長以下偉い人をそろえた会見が行なわれました。またかよ 三菱っ! が、新たに軽の電気自動車i-MiEVでも法令とは異なる方法で燃費試験用データが取得されていたことが明らかに。 場合によってはエコカー減税の対象から外れてしまうかもしれずユーザーさんは気になるところですが、もしかすると自動車業界全体ががたがたするような一大事になるかも知れません。 スポンサードリンク 【データ操作された車種は?】 事件発覚時に判明していたのは2013年以降に作られた以下の軽自動車4車種、62万台でした。 ・ekワゴン ・ekスペース ・デイズ ・デイズルークス このうちデイズとデイズルークスは日産が提携して販売しております。松潤がCMやってたような。 日産は2014年ごろ「将来的には一部の軽自動車を自社で生産する」とカルロス・ゴーン社長が発表しましたが、三菱側は「軽はうちで作るのが筋でしょ!」とゴネた経緯があります。 とりあえずこの件は先送りになったようでしたが、軽自動車の売れゆきが好調なので日産は新たな軽自動車開発のためにデイズのデータを見直していて燃費データが公表されたものより5~10%も低いことに気がつき、「これ、おかしいでしょ!」と指摘して発覚したのであります。 事件の発覚を受けて国交省で会見を開いた相川哲郎社長は時おりこんな表情を見せておりました。 こういう席で唇をこんな形で結ぶのは、言えないことがあるんだよ という心境の現れです。 案の定、先の4車種以外にもデータ取得方法が法令に沿っていない車があることが判明します。 ・i-MiEV さらに、i-MiEVと同じ方法でデータ取得されていたらしい車がぞろぞろ出てきました。 ・RVR ・アウトランダー ・パジェロ ・ミニキャブ・ミーブ このラインナップは三菱の車の半分以上です。 相川哲郎社長は会見で「三菱のエンジンは他社に比べて性能的に遅れをとっていた」と言ってました。…エンジンとろくて燃費そんなに良くないからズルしなきゃ売れなかったんですと言い換えるべきかも。 【なぜリコールの対象外?】 今回発覚した三菱自動車のデータ取得不正、これはリコールの対象外であります。 リコールとは通常使用の範囲内で重大な事故に繋がる不具合が見つかったときに出され、無償で修理することになっています。今回のケースは物理的な不具合ではなくエコカー減税対象車として売ってたけど実はエコカーとしての基準を満たしてないかも知れないということなので、リコールで回収したところで直しようがない。 要するに、もしかしたらエコカーといえるほど燃費よくないけど別に不具合で燃費悪いわけじゃないから直せないよということですな。 三菱自動車は2002年に起きた死亡事故の調査でリコール隠しを行なっていたことが発覚したのですが、性懲りもなく2004年にもリコール隠しを行なって、モノ作る会社としての信用を完全に失い会社存続の危機に瀕した過去があります。それなのにまたこういうことをやらかすかと呆れてしまう。 三菱自動車の相次ぐリコール隠しで自動車メーカー各社は本音を言えばリコールに繋がる不具合の存在は認めたくないけど隠し通せるものじゃないことを痛感して、今では早めにリコールを出すんだとトヨタの営業さんが言ってました。 スポンサードリンク 【減税分はユーザーの負担に?】 三菱側は、不正が明らかになった車種のユーザーさんに対して燃費の差分を計算して返還するとか言ってますが、もっとややこしい問題が残っています。 今回のデータ不正操作、改めて適正な方法でデータを取り直すことになっていますがこの結果によってはエコカーの基準に満たない車が出てくる可能性があります。 そうなると、エコカー減税適合車として買ったのに実はエコカーじゃないから減税されてた分を払わなきゃならなくなります。 自動車取得税とか重量税なんかが全額免除になってたものを今さら改めて払うなんてバカな話があるか!と三菱ユーザーさん大激怒だと思いますが、この件について高市早苗総務大臣はこう言ってます。 「三菱側が払う必要があるでしょうね」 これは決定事項ではないので、今後どうなるか分かりませんが、この他にも買った車を三菱が買い取れなんて話も出てますし、ユーザーさんの負担になることは少ないかも知れません。 しかしながら、燃費いいって言うから買ったのに言うほど良くないなら売って他の車に乗り換えるわ!と思っても中古車市場では早くも暴落しちゃってるかもですね。 【他社へ飛び火の可能性?】 今回の事件はズルした三菱自動車が一番悪いのですが、出されたデータを精査せずにパスしてしまった国交省にも問題があります。この一件を受けて他の自動車メーカーにも似たようなデータ操作がないか調べが入るようです。 新車カタログに書かれている燃費データは実際に乗ってみて「こんなに燃費よくねーよ!」と思うのが普通なので、もしかしたら他社でもやってる可能性はゼロではないかも知れません。 三菱と日産はekワゴン以下の4車種について生産を停止しました。納車を待ってる人にとっては迷惑この上ない話です。車検前に納車できるって言うから買ったのに!という方もいるでしょう。 これも怪しい臭いと見られている三菱のi-MiEVは、自治体の公用車としてけっこう導入されています。我が○○市はエコを心がけておりますアピールのために導入したのに 実は大してエコじゃなかったら目も当てられません。 三菱の車はJAがやたら推してますが、そこらへんも今後どうなるのか気になります。知り合いのJA職員は少々肩身の狭い思いをしつつトヨタの車に乗ってますけどね(笑) スポンサードリンク