イギリスeu離脱

23日に行われたイギリスのEU離脱の賛否を問う国民投票は、離脱・残留の両者拮抗する中、離脱を善しとする票がやや上回ってイギリスのEU離脱がほぼ確実になりました。

速報がテロップ流れ番組が中断されるなど、どうやらこれは重大なことみたいだけど正直どういうことなのかよく分からんのよね と言う私みたいな人もいると思います。自分メモ的にイギリスのEU離脱問題について書いてみました。(間違いがあったら指摘していただけると私が喜びます)

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【そもそもEUって?】

EUとは欧州連合(European Union)の略でヨーロッパにある国々の地域統合体のことです。現在28カ国が加盟しています。日本はヨーロッパじゃないから加盟してません。

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EU諸国間では入出国審査が廃止されているので移動が自由です。だから、違う国のサッカーチームにいる日本代表が割と自由にオフタイムを一緒に過ごせたりしているわけです。

関税もEU内では一律になっています。輸出入の場面で同じ品物があっちの国とこっちの国で関税が異なるため値段が違う なんてことが起きないため、平和と平等が保たれる、ということになっております。

EU内の関税が一律なことで、EU外の国にはイギリスを対ヨーロッパの拠点としている大企業が数多くあり、それもイギリス経済を支える一部となっています。

【なぜイギリスで離脱の声が上がった?】

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まず第一に移民問題です。

加盟国間の移動が自由なので、あっちの国で仕事にあぶれた人がこっちの国に流れてくることも自由です。イギリスにも職を求めてぞろぞろと移民が押し寄せてきており、ロンドンでは人口の1/3が外国人で占められるようになってしまいました。GWの観光地にあちこちの都道府県ナンバーの車が並んで「ここは何県?」と思うような感じです。

移民の多くはもとからイギリスで生活してきた人たちより低賃金で雇うことができます。となると、生粋のイギリス人の職を奪うことになります。アメリカでもトランプ氏が「移民は出て行け!」と大声でがなってましたが、平和と自由を謳ってももとから暮らしていた人たちにしわ寄せがくる弊害が出てしまったわけです。

ふれでぃ
イギリスは日本より国土が狭いのに日本の3倍移民がいるんだ

また、EUは「まーぜーて!」と言えば無条件で仲間入りできるわけではなく、EU加盟負担金う必要があります。これがけっこう高額なので負担が大きいです。しかし、その割に加盟していていいことが少ない。

さらにEU内の規則のしばりが厳しく、イギリス国内法であればOKなものがEU的にはNGとなったりして納得いかんこと多数です。

これらのことが積み重なって、ついに『イギリスらしい主体性を取り戻せ!』とEU離脱に賛成する声がいよいよ高まったというわけです。

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【何が問題?】

国民投票の開票が進むにつれてイギリスのEU離脱がほぼ確実になったとき、ドイツのメルケル首相は「これは大惨事」とコメントしました。28カ国も加盟しているんだから1カ国くらい抜けたっていいじゃん と思ってしまうのですが、そーゆう単純なものではないようです。

EUははじめから28カ国だったわけではなく、1957年に発足した欧州経済共同体を前身として現在までに加盟国を拡大してきました。イギリスが欧州お友達サークルに仲間入りしたのは1973年、以来EUの中核を担ってきました。そんな国がいち抜けしてしまうとそれに追従する国が出てしまう可能性があります。

EUという大きな共同体がバランスを崩すと、そのまま世界経済のバランスに大きく影響してしまう危険性が出てくるのです。

イギリス国内も離脱で安泰♪とお気楽に言ってられません。なんせ国民投票の約半分は離脱反対なんだから。

キャメロン首相をはじめとした離脱反対派は、離脱することでイギリスの国内経済がますます混乱して取り返しのつかないことになる!と主張していました。

それに対して離脱賛成派はイギリスはEU向けの輸出大国だからそんなに心配することないと思うしーと楽観的です。

しかしEU側は、よくも抜けてくれたなとばかりに厳しい制裁処置に出る可能性があり、そうなるとイギリスは孤立してしまいます。島国危うし!

【日本への影響は?】

イギリスのEU離脱は、株やってない者からすると遠い海の向こうの話という印象が否めないのですが、日本にはどういう影響があるのでしょうか。

日本の政府としてはイギリスにはEU残留して欲しいんだけどーという期待がありました。なんでかというと、イギリス経済の先行き不透明感が高まると比較的安定している円が買われるために円高になるのです。

円高は海外旅行で買い物するには好都合ですが、輸出にとってはあいたたたです。日本みたいな輸出国はあいたたたになると国内経済ががたがたしてきてしまいます。

イギリスのEU離脱が決定したからといって即座に庶民生活に何かしらの影響が出るわけではないですが、じりじりと変化が出てくる可能性はありますね。

今後イギリスは、離脱に向けての手続きを開始します。残留を支持していたキャメロン首相は退陣することになるかも知れません。キャメロン首相のイギリス人らしいつるっとした顔が好きだったので 退陣したら少し残念です。…というか、この程度の感想しか持てない自分の愚かさが情ないわ(苦笑)

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イギリスEU離脱決定がどれくらい重大なことなのかを小学生に説明するように書いてみるhttps://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/06/eu1.jpg?fit=500%2C339https://i0.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2016/06/eu1.jpg?resize=150%2C150アイーダニュースeu離脱,イギリス
23日に行われたイギリスのEU離脱の賛否を問う国民投票は、離脱・残留の両者拮抗する中、離脱を善しとする票がやや上回ってイギリスのEU離脱がほぼ確実になりました。 速報がテロップ流れ番組が中断されるなど、どうやらこれは重大なことみたいだけど正直どういうことなのかよく分からんのよね と言う私みたいな人もいると思います。自分メモ的にイギリスのEU離脱問題について書いてみました。(間違いがあったら指摘していただけると私が喜びます) スポンサードリンク 【そもそもEUって?】 EUとは欧州連合(European Union)の略でヨーロッパにある国々の地域統合体のことです。現在28カ国が加盟しています。日本はヨーロッパじゃないから加盟してません。 EU諸国間では入出国審査が廃止されているので移動が自由です。だから、違う国のサッカーチームにいる日本代表が割と自由にオフタイムを一緒に過ごせたりしているわけです。 関税もEU内では一律になっています。輸出入の場面で同じ品物があっちの国とこっちの国で関税が異なるため値段が違う なんてことが起きないため、平和と平等が保たれる、ということになっております。 EU内の関税が一律なことで、EU外の国にはイギリスを対ヨーロッパの拠点としている大企業が数多くあり、それもイギリス経済を支える一部となっています。 【なぜイギリスで離脱の声が上がった?】 まず第一に移民問題です。 加盟国間の移動が自由なので、あっちの国で仕事にあぶれた人がこっちの国に流れてくることも自由です。イギリスにも職を求めてぞろぞろと移民が押し寄せてきており、ロンドンでは人口の1/3が外国人で占められるようになってしまいました。GWの観光地にあちこちの都道府県ナンバーの車が並んで「ここは何県?」と思うような感じです。 移民の多くはもとからイギリスで生活してきた人たちより低賃金で雇うことができます。となると、生粋のイギリス人の職を奪うことになります。アメリカでもトランプ氏が「移民は出て行け!」と大声でがなってましたが、平和と自由を謳ってももとから暮らしていた人たちにしわ寄せがくる弊害が出てしまったわけです。 また、EUは「まーぜーて!」と言えば無条件で仲間入りできるわけではなく、EU加盟負担金う必要があります。これがけっこう高額なので負担が大きいです。しかし、その割に加盟していていいことが少ない。 さらにEU内の規則のしばりが厳しく、イギリス国内法であればOKなものがEU的にはNGとなったりして納得いかんこと多数です。 これらのことが積み重なって、ついに『イギリスらしい主体性を取り戻せ!』とEU離脱に賛成する声がいよいよ高まったというわけです。 スポンサードリンク 【何が問題?】 国民投票の開票が進むにつれてイギリスのEU離脱がほぼ確実になったとき、ドイツのメルケル首相は「これは大惨事」とコメントしました。28カ国も加盟しているんだから1カ国くらい抜けたっていいじゃん と思ってしまうのですが、そーゆう単純なものではないようです。 EUははじめから28カ国だったわけではなく、1957年に発足した欧州経済共同体を前身として現在までに加盟国を拡大してきました。イギリスが欧州お友達サークルに仲間入りしたのは1973年、以来EUの中核を担ってきました。そんな国がいち抜けしてしまうとそれに追従する国が出てしまう可能性があります。 EUという大きな共同体がバランスを崩すと、そのまま世界経済のバランスに大きく影響してしまう危険性が出てくるのです。 イギリス国内も離脱で安泰♪とお気楽に言ってられません。なんせ国民投票の約半分は離脱反対なんだから。 キャメロン首相をはじめとした離脱反対派は、離脱することでイギリスの国内経済がますます混乱して取り返しのつかないことになる!と主張していました。 それに対して離脱賛成派はイギリスはEU向けの輸出大国だからそんなに心配することないと思うしーと楽観的です。 しかしEU側は、よくも抜けてくれたなとばかりに厳しい制裁処置に出る可能性があり、そうなるとイギリスは孤立してしまいます。島国危うし! 【日本への影響は?】 イギリスのEU離脱は、株やってない者からすると遠い海の向こうの話という印象が否めないのですが、日本にはどういう影響があるのでしょうか。 日本の政府としてはイギリスにはEU残留して欲しいんだけどーという期待がありました。なんでかというと、イギリス経済の先行き不透明感が高まると比較的安定している円が買われるために円高になるのです。 円高は海外旅行で買い物するには好都合ですが、輸出にとってはあいたたたです。日本みたいな輸出国はあいたたたになると国内経済ががたがたしてきてしまいます。 イギリスのEU離脱が決定したからといって即座に庶民生活に何かしらの影響が出るわけではないですが、じりじりと変化が出てくる可能性はありますね。 今後イギリスは、離脱に向けての手続きを開始します。残留を支持していたキャメロン首相は退陣することになるかも知れません。キャメロン首相のイギリス人らしいつるっとした顔が好きだったので 退陣したら少し残念です。…というか、この程度の感想しか持てない自分の愚かさが情ないわ(苦笑) スポンサードリンク