夏の水やり

サボテンは水をやりすぎると腐るとよく言います。一方で、サボテンをダメにする原因は水のやりすぎよりやらなさ過ぎて干物にしてしまうことの方が多いのが事実です。夏場の水やりはけっこう悩ましい問題です。

直径3センチ未満のサボテンを育て始めて4年目になりました。何度か季節を越える中で分かってきた夏場の管理りのコツについてです。

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【夏場に失敗しやすいパターン】

サボテンを育てるということは、鉢・土・環境のバランス学です。水はけのいい土でも通気性の悪い鉢に植えてあれば過湿になることもあるし、鉢内の水分を調べようと竹串をぐさぐさぐりぐりを繰り返せば根に傷がついてそこから腐敗菌が入ってしまうこともあります。

●屋外管理で夏季は断水
夏場のサボテンは生育が鈍るので休めるために断水またはうんと水を控える といったことがよく記載されてますが、3センチ未満の小さいサボテンにこれやると干物にしてしまう可能性が高いです。乾きすぎない程度に水やりしましょう。

いかに過湿を嫌うとはいえ、小さいサボテンにとって根がからからになっては弱る一方です。季節がよくなる前に弱りきってそのままお星様になってしまうこともあります。室外機の風が当る場所に置くと球体自体が乾燥して干物になりやすいです。

夏は生育が鈍るから水を控えるとよく書かれていますが、3センチくらいの小さいサボテンは真夏でも育つ子はめきめき育ってます。夕立に当てると目に見えて大きくなることもよくあります。

●直射日光を避けて置き場を変える
真夏は半日陰で管理しましょうとどこでも書かれているので、それまでの日の当るところから日陰に移動することもあると思いますが、置きかえた場所の風通しが悪いと気温が高いため腐らせやすいです。サボテンを育てる上で風通しのよさはとても重要です

●プラ鉢管理で水やり直後から日が当っている
サボテンは黒いプラ鉢が最適と言われますが、プラ鉢は鉢の表面からの水分蒸発がありません。そのため鉢の中が煮えてしまって根を傷めてしまうことがあります。水やりのタイミングがつかめないうちは素焼き鉢に植えたほうが失敗しにくいようです。

●うっかり半日陰から直射日光に当てる
日焼け

5月ごろから半透明のポリカ波板越しで育てていたギムノカリキウム属多花玉(多分)です。水やりした後、鉢にだけ日が当るところに置いたのですが太陽が動くうちにしっかり直射日光が当った状態になっていて、うっかり半日置いてしまいました。夏至を過ぎて太陽がだんだん南中してます。油断してました。

ポリカ波板越しの日差しはかなり明るいのですが、やはり真夏の直射日光は強烈だった模様です(涙)うちは基本的に真夏でも日なた管理で、ほとんど失敗したことがなかったのでちょっとショック。

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【失敗しにくい管理】

サボテンは腐りやすい種類ってのもあって、何十年も育てている方でも腐らせてしまうことがあるので絶対安全セオリーはありません。ただ、固まる砂から救出してきたようなごくごく一般的な種類であれば鉢・土・環境のバランスを整えてやることでかなり根腐れから守ってやることができます。

鉢:素焼き鉢がベストです。球体サイズが3センチ未満なら2号鉢が最適です。これなら少々水をやりすぎても鉢表面からの蒸発で過湿を避けられます。

私は素焼き鉢を黒板塗料で黒く塗って使っています。塗料を塗ることで通気性にさほどの問題は出ません。プラ鉢を使う場合は、鉢の下の方にスリットの入っているタイプがお勧めです。

土:一般的なサボテンの土でOK
サボテンに対して鉢が大きすぎるようなら市販のサボテンの土にパーライトや小粒の軽石を混ぜてより水はけをよくしてやります。また、ウオータースペースをあまり作らず鉢の上部ぎりぎりで植えた方が風がよく通って良好です。

環境:屋外なら風通し重視。屋内の窓辺なら時々窓を開けて風に当てる。

出窓に置いて管理していることも多いと思いますが、冷房が効いている室内でも窓辺は非常に暑いってことがよくあります。温度は高いけど空気が動かない状態は蒸れの原因になりやすいので、時々窓を開けて風に当ててやりましょう。あ、エアコンの風に直接当てるのはNGです。

夏に弱らせずにしっかり育てると翌年の管理がぐっと楽になります。いじめず甘やかさずで育てたいですね。

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https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/08/natunomizuyari2.jpg?fit=480%2C315https://i1.wp.com/yonimaji.net/wp-content/uploads/2017/08/natunomizuyari2.jpg?resize=150%2C150アイーダサボテンミニサボテンと暮らすサボテン,育て方
サボテンは水をやりすぎると腐るとよく言います。一方で、サボテンをダメにする原因は水のやりすぎよりやらなさ過ぎて干物にしてしまうことの方が多いのが事実です。夏場の水やりはけっこう悩ましい問題です。 直径3センチ未満のサボテンを育て始めて4年目になりました。何度か季節を越える中で分かってきた夏場の管理りのコツについてです。 スポンサードリンク 【夏場に失敗しやすいパターン】 サボテンを育てるということは、鉢・土・環境のバランス学です。水はけのいい土でも通気性の悪い鉢に植えてあれば過湿になることもあるし、鉢内の水分を調べようと竹串をぐさぐさぐりぐりを繰り返せば根に傷がついてそこから腐敗菌が入ってしまうこともあります。 ●屋外管理で夏季は断水 夏場のサボテンは生育が鈍るので休めるために断水またはうんと水を控える といったことがよく記載されてますが、3センチ未満の小さいサボテンにこれやると干物にしてしまう可能性が高いです。乾きすぎない程度に水やりしましょう。 いかに過湿を嫌うとはいえ、小さいサボテンにとって根がからからになっては弱る一方です。季節がよくなる前に弱りきってそのままお星様になってしまうこともあります。室外機の風が当る場所に置くと球体自体が乾燥して干物になりやすいです。 夏は生育が鈍るから水を控えるとよく書かれていますが、3センチくらいの小さいサボテンは真夏でも育つ子はめきめき育ってます。夕立に当てると目に見えて大きくなることもよくあります。 ●直射日光を避けて置き場を変える 真夏は半日陰で管理しましょうとどこでも書かれているので、それまでの日の当るところから日陰に移動することもあると思いますが、置きかえた場所の風通しが悪いと気温が高いため腐らせやすいです。サボテンを育てる上で風通しのよさはとても重要です。 ●プラ鉢管理で水やり直後から日が当っている サボテンは黒いプラ鉢が最適と言われますが、プラ鉢は鉢の表面からの水分蒸発がありません。そのため鉢の中が煮えてしまって根を傷めてしまうことがあります。水やりのタイミングがつかめないうちは素焼き鉢に植えたほうが失敗しにくいようです。 ●うっかり半日陰から直射日光に当てる 5月ごろから半透明のポリカ波板越しで育てていたギムノカリキウム属多花玉(多分)です。水やりした後、鉢にだけ日が当るところに置いたのですが太陽が動くうちにしっかり直射日光が当った状態になっていて、うっかり半日置いてしまいました。夏至を過ぎて太陽がだんだん南中してます。油断してました。 ポリカ波板越しの日差しはかなり明るいのですが、やはり真夏の直射日光は強烈だった模様です(涙)うちは基本的に真夏でも日なた管理で、ほとんど失敗したことがなかったのでちょっとショック。 スポンサードリンク 【失敗しにくい管理】 サボテンは腐りやすい種類ってのもあって、何十年も育てている方でも腐らせてしまうことがあるので絶対安全セオリーはありません。ただ、固まる砂から救出してきたようなごくごく一般的な種類であれば鉢・土・環境のバランスを整えてやることでかなり根腐れから守ってやることができます。 鉢:素焼き鉢がベストです。球体サイズが3センチ未満なら2号鉢が最適です。これなら少々水をやりすぎても鉢表面からの蒸発で過湿を避けられます。 私は素焼き鉢を黒板塗料で黒く塗って使っています。塗料を塗ることで通気性にさほどの問題は出ません。プラ鉢を使う場合は、鉢の下の方にスリットの入っているタイプがお勧めです。 土:一般的なサボテンの土でOK サボテンに対して鉢が大きすぎるようなら市販のサボテンの土にパーライトや小粒の軽石を混ぜてより水はけをよくしてやります。また、ウオータースペースをあまり作らず鉢の上部ぎりぎりで植えた方が風がよく通って良好です。 環境:屋外なら風通し重視。屋内の窓辺なら時々窓を開けて風に当てる。 出窓に置いて管理していることも多いと思いますが、冷房が効いている室内でも窓辺は非常に暑いってことがよくあります。温度は高いけど空気が動かない状態は蒸れの原因になりやすいので、時々窓を開けて風に当ててやりましょう。あ、エアコンの風に直接当てるのはNGです。 夏に弱らせずにしっかり育てると翌年の管理がぐっと楽になります。いじめず甘やかさずで育てたいですね。 スポンサードリンク